マーシャル諸島からのワン切り詐欺の電話を確認、心当たりのない電話番号には出ないよう注意を
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マーシャル諸島からの「ワン切り詐欺」が増加している模様。
「ワン切り詐欺」とは、機械的に数多くの番号にワンコールないしツーコールだけ(いわゆる「ワン切り」)で電話をかけ着信履歴を残すというもの。
この着信履歴を見て電話をかけ直した人に対して、有料サービスの利用料などと称して高額な請求を行ったり、通話を引き延ばして国際電話料金をかさませて自国の電話会社から料金の一部を受け取るという手口がある。これらの国は国際電話料の通話料が非常に高額。
足元ではマーシャル諸島からの「ワン切り詐欺」が確認されている。
ワン切り詐欺でよくある国番号
国番号 | 国名 |
692 | マーシャル諸島 |
224 | ギニア |
229 | ベナン |
電話番号例
+692 77 87 006(マーシャル諸島)
+224 35 67 253(ギニア)
+229 91 73 683(ベナン)
等。
こうした電話が来たり、着信履歴を見つけたりしても折り返し電話などを掛けたりしないよう、注意が必要。
IP-PBXを利用している場合はセキュリティの再チェックを
法人などでIP-PBXを利用しているケースではこうした時期にIP-PBXシステムを不正に利用され高額な国際電話料金が発生することもある。
システムのアップデートやアカウント情報の強化など、セキュリティ面の再チェックを行い不正利用されないよう注意を払う必要がある。
元来この不正利用はオフィスが無人になりやすい土日や長期の休暇に発生しやすいが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い在宅勤務(テレワーク)が増加した結果、オフィス人員が減少している、あるいは無人であるなど管理が手薄になっているケースを狙われる可能性もある。
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カテゴリ:セキュリティニュース
タグ:COVID-19,IP-PBX,テレワーク,マーシャル諸島,ワン切り詐欺,在宅勤務,新型コロナウイルス,電話