企業動向

WordPressの課題解決へ:イーストクリエイティブ、microCMSとJamstackで高速・高セキュリティな次世代Web構築サービスを開始


株式会社イーストクリエイティブは、サイバー攻撃のリスクや表示速度の低下に悩む企業向けに、国産ヘッドレスCMS「microCMS」と「Jamstack」アーキテクチャを採用したWeb構築サービスを2026年7月31日より提供開始します。WordPressからの乗り換えや生成AI対策にも対応し、中小から中規模のサイト運営を支援します。

WordPress運用課題と中間層への提案

多くの企業がWebサイトのCMS選定において、同様の課題を抱えているといいます。WordPressは導入しやすい一方で、プラグインの増加による表示速度の低下や、改ざん・不正アクセスといったセキュリティ運用負担が継続的に発生する傾向があるためです。一方で、PowerCMS Xのようなエンタープライズ向け大規模CMSは堅牢ですが、中小規模のサイトにはオーバースペックで予算が見合わないケースも少なくありません。

同社は、このような「WordPress等では不安、大規模CMSでは過剰」という中間層に対し、高速かつ堅牢な静的サイト構成であるJamstack構成のヘッドレスCMSを提案しています。

JamstackとヘッドレスCMSとは

ヘッドレスCMSとは、コンテンツを表示する画面(ヘッド)を持たず、コンテンツの管理とAPIによるデータ提供に特化したCMSです。従来のWordPress等(モノリシック/動的CMS)が「管理」と「表示」を一体で持つことに対し、ヘッドレスCMSは両者を分離します。

Jamstackは、このヘッドレスCMSから取得したコンテンツを、あらかじめ静的なHTMLとして生成(SSG)し、CDNから配信するサイト構成の総称です。この構成により、高速な表示、公開側にデータベースを持たないことによる攻撃リスクの低減、そしてアクセス集中にも耐えうる堅牢性を同時に実現するとされています。

サービス構成と技術要素

本サービスは、世界的に普及した標準技術を採用しています。導入実績6,000社以上の国産ヘッドレスCMS「microCMS」で原稿・コンテンツをクラウド上で一元管理し、編集画面と公開サイトを分離。ソースコードのバージョン管理とビルドの起点には「GitHub」を使用し、「Next.js」がReactベースのフロントエンド技術として静的サイト(SSG)を生成します。そして、「Cloudflare Pages」が世界中のエッジ拠点から静的ファイルを高速配信します。

JamstackのWebコンテンツ配信フロー

Web担当者はクラウド上のmicroCMS管理画面から記事や固定ページを更新するだけで、公開ボタンを押せば数十秒から約1分ほどで自動的に最新の状態がサイトへ反映される仕組みです。

4つの価値:高速性、セキュリティ、安定性、AI検索対応

本サービスが提供する主な価値は以下の4点です。

  1. 表示速度:グローバルエッジからの配信により、ユーザーの離脱抑制と検索評価(SEO/LLMO)の向上に寄与します。
  2. セキュリティ:公開サーバーに動的なシステムを置かないため、改ざんや乗っ取りの標的になりにくい構成です。
  3. 安定性とコスト:アクセス集中時でもサーバーダウンのリスクが低く、インフラ実費の急騰を抑え、運用コストの見通しが立てやすくなります。
  4. 進化する検索への対応:構造化データ(schema.org準拠のJSON-LD)の実装により、AIによる要約・引用の時代に備えます。
次世代Web構築の4つの利点

各CMS構成の比較

同社は、WordPress(従来型・動的)、PowerCMS X等の大規模動的CMS、そしてmicroCMS × Jamstack(ヘッドレス・静的)の3つの構成について比較表を提示しています。

CMS比較表

この比較によると、microCMS × Jamstackは事前生成とエッジ配信により表示速度が高速であり、公開側に動的システムを持たないためセキュリティ面で標的になりにくい点が強調されています。また、CMSの自動更新と静的配信により運用・保守負担が小さく、インフラコストも予測しやすいとしています。

柔軟なCMS移行と部分的な導入

既存のWordPressサイト等からの移行・リニューアルに柔軟に対応します。現行サイトの構成や更新運用をヒアリングした上で、Jamstack構成への移行方針を提案するとのことです。

サイト全体のリニューアルが難しい場合でも、既存サイトはそのままに、更新頻度が高い「ニュース・ブログ」部分のコンテンツ管理を先行してmicroCMSへ移行することが可能です。これは将来的なJamstack構成への本格移行を見据えたスモールスタートとして、段階的な導入を可能にします。

LLMO(生成AI最適化)への対応

情報収集がChatGPTやGeminiなどの生成AI、PerplexityのようなAI活用型検索へと移行しつつある現状を踏まえ、Webサイトは単に表示されるだけでなく、AIから「信頼できる情報源」として認識され、回答に引用されること(LLMO/GEO/AIO等のAI最適化)が不可欠であると指摘されています。

同社はエンタープライズ領域において、AI対応CMS構築を官公庁や大手企業、大手テレビ局のサイトなどで手掛けてきた実績があります。本サービスでは、そこで培った知見をもとに、業種別に最適化した構造化データや意味論的なコンテンツ構成を付加し、AIに正しく読み取らせる設計を提供します。

今後の展開と問い合わせ

現在は個別要件に合わせた構築を中心に提供していますが、今後は、同社の生成AI対応技術を用いた「AgentServer®」シリーズとして、企業向け・店舗向けなど小規模事業者が導入しやすいパッケージを順次展開する予定です。

AgentServer®ロゴ

現在、WordPress等からの移行を検討中の企業向けに、現行サイトの構成・更新運用に関する無料相談を受け付けています。ヘッドレスCMS/Jamstack構築および、その他のCMSの移行・リニューアルに関する相談は、電話(03-3551-1510:全拠点共通番号)または同社ウェブサイト(https://www.east.co.jp/)から可能です。

株式会社イーストクリエイティブのWebサイト構築サービスの詳細については、以下のページをご覧ください。

ソース元

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