企業動向

アイエスエフネット、MS月次脆弱性勉強会に登壇 「本当に必要な対応」解説


株式会社アイエスエフネットは2026年6月13日、実践的セキュリティスクール「セキュ塾」主催の「MS月次脆弱性の勉強会」に登壇しました。同社のセキュリティスペシャリストが、インフラエンジニア向けにサイバー攻撃の巧妙化に対応するため、現場で求められる脆弱性の見極め方や実践的な対応ノウハウを解説したといいます。

巧妙化するサイバー攻撃、現場の対応力強化が急務

今回の勉強会は、年々巧妙化するサイバー攻撃に対抗するため、ITインフラ分野におけるセキュリティ知識の必要性が高まっていることを背景に開催されました。オンラインと現地会場を合わせ、約44名が参加し、盛況のうちに終了したと発表されています。アイエスエフネットのエンジニア開発本部技術教育部、野々下幸治氏が講師を務め、実務負担軽減に繋がるノウハウを提供しました。

AIによる脆弱性発見増加、実践的アプローチを解説

勉強会では、過去最高となる200件を超える脆弱性修正が行われたことが紹介されました。生成AIの活用により脆弱性の発見件数が増加している状況に加え、直近のセキュリティ更新プログラムの概要や実践的な対応アプローチについて解説したといいます。

具体的には、ベンダーの「深刻度」やCVSS値のみに依存するのではなく、悪用可能性などを総合的に判断する重要性を強調しました。また、BitLockerの暗号化バイパス(YellowKey)や権限昇格(GreenPlasma)といった検証用コード(PoC)が既に公開されている脅威に対しては、早期対応の必要性を指摘しています。さらに、先月から問題となっている協調的脆弱性開示(CVD)における、脆弱性発見者とのプロセスに関するトラブルについても解説がなされました。

参加者から「実務に活かせる」と好評

勉強会終了後のアンケートでは、参加者から「大変満足」「満足」といった高い評価が多数寄せられました。AIの影響に関する質問が複数出るなど、参加者の関心の高さがうかがえたといいます。

寄せられた声の一部を抜粋すると、以下のようなものがありました。

  • 自身の業務に関わる以外の脆弱性を含め俯瞰して確認できた点が良かった。解説内容が実務に活かせると感じた。

  • MSレポートのダウンロード方法や、コンポーネントごとにまとめられた資料を拝見でき、学びになった。

  • AIによって発見される脆弱性が非常に多いことに驚いた。AIが解決策を見つけるという進化も実感した。

  • 生成AIの影響で、今後さらにセキュリティ担当者の業務が増えそうだと感じた。

  • リサーチャーとのトラブルの話は、業界の「闇」のようなものを感じた。リサーチャーの誠実さが健全なシステム進化に必要だと感じた。

今後の展開と「セキュ塾」について

アイエスエフネットは、今回の勉強会の成功と参加者からの高評価を受け、自社で培った実践的なセキュリティノウハウを活かした情報発信をさらに展開していく方針を示しています。今後も勉強会の継続的な開催などを通じて、実践的なセキュリティ人材の育成に貢献し、社会全体のITインフラの安全性向上に寄与していくとしています。

なお、「セキュ塾」は、ヒートウェーブ株式会社が運営する、未経験からホワイトハッカーを育成する実践型セキュリティスクールです。セキュリティ業界の著名人を講師陣に迎え、サイバー攻撃の手法と防御テクニックを学習できるとされています。
「セキュ塾」HP: https://www.heatwavenet.co.jp/secujuku/

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ソース: アイエスエフネット、インフラエンジニア向け「MS月次脆弱性の勉強会」に登壇し、本当に必要な対応の見極め方を解説

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