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ナレッジコミュニケーション、F5 AI Guardrails国内初受注 大手企業で生成AIセキュリティ基盤の概念実証を完了


ナレッジコミュニケーションは、F5ネットワークスジャパン合同会社のAIセキュリティソリューション「F5 AI Guardrails」を国内で初めて受注し、大手エンタープライズ企業における生成AIガバナンス・セキュリティ基盤構築支援の概念実証(PoC)を完了しました。この取り組みは、生成AI活用の安全性と利便性の両立を目指す運用モデルの方向性を確認したものです。

生成AI活用における安全性と利便性の両立へ

株式会社ナレッジコミュニケーション(本社:千葉県市川市、以下「同社」)は、F5ネットワークスジャパン合同会社が提供するAIセキュリティソリューション「F5 AI Guardrails」を国内で初めて受注し、大手エンタープライズ企業での生成AIガバナンス・セキュリティ基盤構築支援に関する概念実証(PoC)を完了したと2026年4月24日に発表しました。このPoCは、生成AI活用における安全性と業務利便性の両立に向けた運用モデルの方向性を確認するものです。

ナレッジコミュニケーション、F5 AI Guardrails国内初受注

企業における生成AIの活用は、社内業務の効率化から顧客対応の高度化まで、その領域を急速に広げています。しかし、活用の拡大に伴い、プロンプトインジェクションや機密情報の意図しない漏洩、不適切な出力生成といったAI特有のリスクが顕在化しており、従来のセキュリティ対策では十分な対応が難しい状況にあります。こうした課題に対し、個別のリスク対策に留まらず、組織全体で生成AIの利用を継続的に拡大するための統制・保護の仕組みが求められています。

PoCで確立した運用モデルの方向性

今回のPoCでは、社内業務利用から社外向けサービスまでを対象とし、顧客の既存ガイドラインに基づく要件整理、実装アーキテクチャの検討、そして想定される攻撃パターンや不適切な利用に対しシステムの耐性を検証するRed Team検証を含む一貫した検証が実施されました。これにより、安全性と業務利便性を両立する運用モデルの方向性が確認され、本格導入に向けた設計上の論点が明確化されています。

PoCを通じて得られた主な成果は以下の通りです。

  • 顧客のガイドラインに基づく生成AI向けセキュリティとガバナンス要件の体系的な整理

  • 利用形態(社内/社外)に応じた保護アーキテクチャの実現可能性の検証

  • Red Team検証による保護機能の有効性確認

  • 本格導入に向けた設計論点と対応方針の明確化

ナレッジコミュニケーションは、生成AI活用におけるガイドライン策定・導入コンサルティングから、実装・検証・運用設計までをワンストップで支援できる体制が評価され、今回の受注に至ったとしています。

今後の展開とF5ネットワークスジャパンからの期待

同社は今後も、F5 AI Guardrailsを活用した支援を通じて、企業における安全かつ持続可能な生成AI活用を推進する方針です。具体的には、セキュリティとガバナンス基盤の設計・構築支援、AIガバナンス設計・運用支援、テスト計画策定・Red Team検証、そして「ナレコムAIプラットフォーム」との連携といった領域で支援を強化するとしています。

F5ネットワークスジャパン合同会社のカントリーマネージャである木村正範氏は、ナレッジコミュニケーションによるF5 AI Guardrailsを活用した今回の取り組みとPoCの完了を歓迎するコメントを発表しました。同氏は、生成AIの活用が広がる中で、安全性と業務利便性の両立のための統制・保護が重要性を増しているとし、F5 AI Guardrailsがその基盤を提供すると述べています。また、F5は今後もナレッジコミュニケーションとの連携を通じて、日本企業における安全で持続可能な生成AI活用の推進に貢献する意向を示しました。

ナレッジコミュニケーションは、クラウドとAIを軸に企業のAI利活用を支援するテクノロジーカンパニーとして、AWS、Microsoft Azure、Databricksなどのクラウド基盤を活用し、コンサルティングからシステム開発、データ活用基盤の整備、AI開発、運用までを一貫して提供しています。

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