企業動向

Synology、データ保護アプライアンス「ActiveProtect Manager 2.0」を発表 AI活用で能動的なサイバー防御へ


Synologyは、データ保護アプライアンス「ActiveProtect Manager 2.0」を2026年第3四半期にリリースすると発表しました。本バージョンでは、主要なIaaSプラットフォームや仮想化環境への対応が拡充され、AIを活用した脅威検知機能が導入されることで、企業のサイバーレジリエンスが能動的な防御へと進化します。

サポートプラットフォームを拡大、リカバリーの柔軟性向上

ActiveProtect Manager 2.0は、Azure Virtual Machines、Amazon EC2、Nutanix AHV、Proxmox VE、Google Workspaceといった主要なプラットフォームへのバックアップおよびリカバリー対応を拡張しました。これにより、企業はインフラ全体のワークロードを柔軟に保護することが可能となります。

特に、VMインスタンスはプラットフォームを横断してクラウド環境またはオンプレミス環境のいずれにも復元できるようになり、シームレスな再展開と柔軟な災害復旧を実現します。

また、Azure Blob Storageへのバックアップコピーが新たにサポートされました。ユーザーはバックアップコピー先から直接、クラウド間でデータを本番VM環境にリストアできるため、リカバリー時間と関連コストの削減が期待されます。

AIを活用した能動的なサイバーレジリエンスへ

ActiveProtect Manager 2.0は、企業のデータ保護を従来の受動的なレジリエンスから、AIを活用した能動的な脅威検知へと進化させます。

ランサムウェア自動検知・防御機能

異常検知エンジンは、過去のバックアップバージョンに対して機械学習を適用し、異常な変更率、大量削除、エントロピーの急増といった不規則なパターンを即座に検出します。影響を受けたファイルは自動的に隔離され、侵害されたデータが誤ってリストアされることを防ぎます。

さらに、APM 2.0はサードパーティ製アンチウイルスツールとも連携し、バックアップデータをマルウェアスキャンすることで、クリーンで検証済みのバージョンのみがリストア可能となります。Auto Fallback機能により、侵害されたリストアポイントが検出された際には自動的に最新の脆弱性のないバックアップへロールバックされ、企業が常にクリーンで検証済みの状態から復旧できる体制を整えます。

提供時期

ActiveProtect Manager 2.0は2026年第3四半期にリリースされる予定です。

詳細については、以下のSynology公式サイトをご参照ください。
Synology ActiveProtect Appliance


ソース元
Synology、ActiveProtect Manager 2.0 で企業のサイバーレジリエンスを強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000155929.html

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