ChillStack、AI搭載サービスの安全な開発・運用を支援する「AI Safety ソリューション」を提供開始
株式会社ChillStackは、AIに特有のセキュリティリスクに対応するため、「AI Safety ソリューション」の提供を開始しました。教育、診断、防御の3つのサービスで、企業のAIビジネスの安全な加速を支援します。
背景:AI普及と顕在化するリスク
見出し
2022年のChatGPT登場以降、生成AIは企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進において不可欠なテクノロジーとなっています。多くのシステムインテグレーター(SIer)や事業会社が自社サービスへのAI実装を進めており、ChillStackの調査によると、約56%の企業がAIを組み込んだシステムをすでに提供・運用していることが明らかになっています。
一方で、プロンプトインジェクションをはじめとする攻撃手法や、ハルシネーションといったAI特有のリスクが顕在化し、システムの品質や信頼性を揺るがす重大な懸念が生じています。特に大規模な開発現場や品質管理部門では、「プロジェクトごとにリスク評価の精度がばらつく」「従来の品質保証プロセスではAIの安全性を客観的に証明できない」といった課題に直面し、組織的な評価基準の策定と、運用フェーズにおける実効性のある防御体制の構築が喫緊の課題とされていました。
同社は、こうした課題を解決するため、リスクの把握から対策までを包括的に支援する本ソリューションの提供に踏み切りました。リスク評価の標準化と高度なセキュリティ対策の実装により、企業における安全なAI搭載サービスの開発・運用を支援するとしています。
「AI Safety ソリューション」の概要
「AI Safety ソリューション」は、AIを搭載したサービスの「開発」「構築・実装」「展開・運用」に至るサプライチェーン全体を対象としています。「教育」「診断」「防御」の3つのサービスを組み合わせることで、各フェーズにおけるリスク対策を包括的に提供します。
教育:セキュアAIトレーニング
三井物産セキュアディレクション株式会社と共同で提供する教育サービスです。AIを搭載したサービスの設計・企画から運用までを安全に進めるための知識と技術を習得できます。マネジメント層向けの概論から、エンジニア向けの高度なハンズオン研修まで幅広く展開し、組織全体のセキュリティ意識と技術力の向上を支援するとしています。
詳細はこちら:
https://jpsec.ai/
診断:AI診断
AIに精通したコンサルタントやホワイトハッカーが、従来の脆弱性に加え、プロンプトインジェクションなどAI特有の攻撃手法やシステム設定の不備を多角的に調査・診断します。情報漏洩や乗っ取りといった具体的なリスクを事前に洗い出し、実効性のある対策を提示するとのことです。
詳細はこちら:
https://pentest.chillstack.com/
防御:Safia(AI保護システム)
従業員によるAIへの入出力をリアルタイムで監視し、不適切な利用を自動でブロックするサービスです。ユースケースに応じて検知モデルを柔軟にカスタマイズできるため、個人情報・機密情報の流出防止やシステムへの不正アクセスの遮断など、実運用に即した防御を行うとしています。なお、本ソリューションの提供開始に伴い、旧称「Stena AI」から「Safia」へ名称変更されました。
詳細はこちら:
https://safia.chillstack.com/
株式会社ChillStackについて
株式会社ChillStackは、2018年11月に創業し、東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目16番10号 代々木エアハイツ 206に本社を構える企業です。代表取締役は伊東 道明氏で、「社会のイノベーションを、AIとセキュリティの最先端技術で支える」ことを事業内容としています。同社は「EY Innovative Startup 2026」を受賞するなど、その技術力と将来性が評価されています。
代表取締役CEO 伊東 道明氏プロフィール
伊東 道明氏は、AIとセキュリティの研究に従事し、国際学会IEEE CSPA2018で最優秀論文賞、IPAセキュリティキャンプ・アワード2018で最優秀賞を受賞しました。国際セキュリティコンテストでの優勝経験も持ち、セキュリティ・キャンプ2019年から2025年までAIセキュリティ講義の講師を担当するなど、次世代のAIセキュリティ人材育成にも貢献しています。また、「Forbes 30 Under 30 Asia 2025」にも選出されています。
ソース元
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ページタイトル: AI搭載サービスの安全な開発・運用へChillStack、AIのリスクに教育・診断・防御で対応する「AI Safety ソリューション」を提供開始
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URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000046548.html
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カテゴリ:企業動向
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