企業動向

NordVPN、ダークウェブ監視機能を強化か 電話番号検出も可能に


サイバーセキュリティ企業NordVPNは、ダークウェブモニタリングPro™の機能を拡充しました。これにより、メールアドレスだけでなく、クレジットカード番号、マイナンバー、そして電話番号まで対象を拡大し、ダークウェブ上での個人情報漏洩の検出が可能になります。特に、データソースに「コンボリスト」が加わったことで、これまで見過ごされていた過去の漏洩も特定できる見込みです。

監視対象の拡大と「コンボリスト」導入

今回の機能拡充では、従来のメールアドレスに加え、クレジットカード番号、マイナンバー、そして一部の国の電話番号がダークウェブモニタリングPro™の監視対象となりました。これにより、個人情報の流出に対する包括的な対策が提供されます。

また、NordVPNは、この機能のデータソースに、情報を盗んだ者のログや過去の侵害で流出した大量の認証情報をまとめた「コンボリスト」を拡充しました。このリストは、複数のインシデントからのデータを統合し、サービス間で再利用された認証情報をより高い頻度で特定するものです。結果として、個別の漏洩データベースでは把握できなかった可能性のある情報漏洩も明らかになり、ユーザーは過去にさかのぼる漏洩に関する警告を受け取る可能性があります。

ノートパソコンとクモの巣のアイコン

NordVPNのプロダクトディレクターであるDomininkas Virbickas氏は、「ほとんどの人は、すでに手遅れになってからデータが漏洩したことに気付きます」と述べ、ダークウェブモニタリングPro™がユーザーに幅広い安全対策を提供すると説明しました。さらに、クレジットカード番号やマイナンバーは直接的な金銭的損失につながるデータであり、まさにこの機能が監視対象とすると強調しています。

ダークウェブの脅威とPro™の役割

盗まれた個人情報はダークウェブ上で売買され、犯罪者が身分盗用、金融詐欺、アカウント乗っ取りに利用する巨大なデータベースにまとめられています。NordVPNと脅威インテリジェンスプラットフォームのNordStellarによると、2025年にはダークウェブ上で約9億件以上のメールアドレスと約6億5千万件以上のパスワードが発見されたと報告されています。

NordVPNのスタンダードプランのダークウェブモニタリングは、最大5つのメールアドレスのデータ漏洩を監視することで、ユーザーが常に最新情報を把握できるようサポートします。一方、ダークウェブモニタリングPro™はさらに踏み込み、ユーザーは最大8つのメールアドレス、2つのクレジットカード番号、2つのマイナンバー、1つの電話番号を監視できます。クレジットカード番号とマイナンバーは、セキュリティとプライバシー保護のためハッシュ化される仕組みです。

Virbickas氏は、「自分の個人情報がどう扱われているのかを知る権利があります」と述べ、ダークウェブモニタリングPro™を使用することで、ユーザーが自身の情報を管理し、機密性の高い情報を監視し、公開された場合には迅速に対応できるようになると説明しています。公開について早く知れば知るほど、パスワードの変更や銀行への連絡をすぐに行えるとしています。

NordVPNについて

NordVPNは、世界中で何百万人ものユーザーをもつ先進的なVPNサービスプロバイダーです。世界127カ国165都市で約8,200台以上のサーバーを提供し、専用IPやDouble VPN、Onion Over VPNサーバーなど多彩な機能を備え、オンラインプライバシーを強化しています。主要機能の一つである「脅威対策Pro」は、悪質なウェブサイトやトラッカー、広告のブロックに加え、マルウェアのスキャンが可能です。また、最新の製品として、海外旅行者向けのグローバルeSIMサービス「Saily」を展開しています。

関連情報

ソース元

NordVPNのダークウェブモニタリングPro™により、ダークウェブ上で公開されている電話番号の検出が可能に
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000072662.html

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