企業動向

ダークウェブ情報流出、経営陣への説明課題に マジセミがウェビナー開催


マジセミ株式会社は2026年7月28日、情報システム部門責任者やCISOを対象としたウェビナー「ダークウェブ上に自社の情報が流出していることを経営陣に説明できますか?」を開催すると発表しました。金融庁や日本銀行が高度な汎用AI(フロンティアAI)による脅威変化への対応を企業に求める中、同ウェビナーではダークウェブ上の情報流出リスクを可視化し、経営層へ効果的に説明するための実践的な方法を解説します。

ダークウェブ流出、経営層への説明が喫緊の課題に

マジセミ株式会社は2026年7月28日、企業の情報システム部門責任者やCISO(最高情報セキュリティ責任者)を対象としたウェビナー「ダークウェブ上に自社の情報が流出していることを経営陣に説明できますか?」を開催します。このウェビナーは、サイバー攻撃の高度化と情報漏洩リスクの増大を受け、企業が直面するセキュリティ課題に対し、経営層への適切な情報共有と対策立案を支援することを目的としています。

ウェビナー参加者には、企業ドメイン名をキーワードに、ダークウェブ上に流出しているパスワード漏洩件数を確認できるサービスが無償で提供されます。このサービスは、社内ネットワークに一切アクセスせず、外部の秘匿性の高いインターネット空間における流出状況のみを確認する仕組みです。

金融庁・日銀も警戒するフロンティアAIの脅威

情報漏洩リスクは、AI(人工知能)の進化によってさらに深刻化しています。2026年5月22日には、金融庁が日本銀行と連名で「フロンティアAIによる脅威変化を踏まえた金融機関等の短期的な対応」を要請しました。フロンティアAIとは、高度な汎用人工知能を指します。この要請では、AIの発展に伴う脆弱性発見や攻撃コード生成の高速化により、攻撃までの期間が大幅に短縮され得ると指摘されています。そのため、経営層が直接関与し、資産管理、脆弱性管理、パッチ適用、監視対応、レジリエンス強化を約1か月程度を目途に実施するよう求めています。

この要請が示す構造的な課題は、金融機関に限定されず、あらゆる業種の企業に共通するものです。攻撃速度が加速するにつれて、すでに流出した認証情報は攻撃者にとって「近道」となり、被害の起点となる可能性が高まります。年に一度の点検や事後対応だけでは、こうした変化に追いつくことは困難であると指摘されています。攻撃者の視点から自社の漏洩・露出状況を継続的に可視化し、先手を打つプロアクティブな備えが、これまで以上に重要性を増しています。

社内対策だけでは不十分なダークウェブのリスク

多くの企業では、社内ネットワークや端末の防御には投資が進んでいます。しかし、ダークウェブ上に流通する自社関連情報までを継続的に監視できているケースは少ないのが現状です。

例えば、退職者や外部委託先のアカウント情報が不正ログインに悪用されたり、顧客情報や機密文書が出回って二次被害や信用低下につながったりするリスクが、企業が認識しないうちに進行している可能性があります。また、攻撃者フォーラムで企業名が話題に上がり、攻撃対象として狙われるケースも考えられます。

ダークウェブ上の情報は日々変化するため、過去に一度調査を実施しても、継続的な確認が不可欠です。「本当に対策済みなのか」「最後に確認したのはいつなのか」「一度きりの調査で終わっていないか」といった点を定期的に見直すことが求められています。さらに、漏洩情報を把握できたとしても、優先順位付けや関係部門・経営層への共有まで整理されていなければ、必要な対策に踏み切れない場合も少なくありません。

QUAXARを活用した先制的なランサムウェア対策

本ウェビナーでは、ランサムウェア対策を「被害発生後の対応」としてではなく、ダークウェブ上の漏洩・流通情報を起点とした「先制的な対処」として捉え直す視点を提供します。

具体的には、自社に関連する漏洩アカウント情報、機密情報、攻撃者コミュニティにおける言及などを、どのように検知し、優先度を付け、関係部門や経営層への説明につなげるかを解説します。また、インターポールを含む国際機関や政府機関での実績を持つQUAXAR(クェーサー)というツールを活用し、ダークウェブ上のリスクを継続的に把握する方法と、関係部門や経営層を巻き込みながら先制的に対応するための実践ポイントが紹介されます。

ウェビナー後には、希望企業に対し、従業員アカウントに関連するパスワード漏洩状況の件数を無償で確認できる個別フォローが提供されます。これにより、企業の現状把握と今後の対策検討に役立てることが可能です。

ウェビナーは情報システム部門責任者やCISOが対象

今回のウェビナーは、以下のような課題を持つ方々に特に推奨されています。

  • 自社情報がダークウェブ上に流出していないか不安がある方

  • ランサムウェア対策を強化しているが、社内防御だけで十分か懸念している方

  • 漏洩アカウントや外部委託先経由のリスクを把握したい方

  • ダークウェブ上のリスクを経営層に説明できる形で整理したい方

  • CISO、CSIRT、情報システム部門、セキュリティ企画部門の担当者

ウェビナーはS2W Inc.と株式会社テクノプロが主催・共催し、マジセミ株式会社が協力しています。

詳細確認および参加申込は、以下のマジセミウェブサイトから可能です。

マジセミは今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催していくとしています。過去セミナーの公開資料や他の募集中セミナーは、同社のウェブサイトで確認できます。

ソース: 【情シス部長・CISO向け】ダークウェブ上に自社の情報が流出していることを経営陣に説明できますか? | マジセミ
URL: https://majisemi.com/e/c/techno-pro-20260728/M1D

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