エックスサーバー、「XServer サイトセキュリティ」の料金プランを拡充 月額250円から利用可能に
エックスサーバー株式会社は2026年8月5日、WebサイトのURLを登録するだけで毎日セキュリティ診断が可能なサービス「XServer サイトセキュリティ」において、料金プランを従来の1プランから5プランに拡充したと発表しました。これにより、月額250円(税込)から利用できる「エントリープラン」が新設され、ランディングページやキャンペーンサイトといった小規模なWebサイトから、最大3,000ページを診断できる大規模な法人サイトまで、幅広いニーズに対応します。
中小企業のセキュリティ対策、コストが導入の壁に
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2025年5月に公表した全国の中小企業4,191社を対象とする調査によると、過去3期にわたり情報セキュリティ対策投資をしていない企業は62.6%に上っています。投資を行わなかった理由としては、「必要性を感じていない」が44.3%と最も多く、次いで「費用対効果が見えない」が24.2%、「コストがかかりすぎる」が21.7%でした。これは、セキュリティ対策の必要性に対する認識不足に加え、コストや費用対効果の見えにくさが、対策を始める上での課題となっている現状を示唆しています。
一方で、不正アクセスの被害を受けた企業の48.0%が、被害原因として「脆弱性を突かれた」と回答しており、「自社Webサイトのサービス停止または機能低下」や「自社Webサイトの改ざん」といった被害も確認されています。Webサイトは企業の重要な事業基盤であり、その停止や改ざんは情報発信や顧客対応に支障をきたし、企業の信用や取引に影響を及ぼす可能性があります。
こうした背景を踏まえ、今回のプラン拡充では、月額250円から利用できる「エントリープラン」を含む、Webサイトの規模や用途に応じて選べる5つのプランが用意されました。専門的な知識や複雑な設定は不要で、WebサイトのURLを登録するだけで毎日のセキュリティ診断を開始できます。
新料金プランのポイント
今回の料金プラン拡充には、以下の3つのポイントがあります。
- 1ページを月額250円から診断できる「エントリープラン」を新設
登録したURLの1ページを対象に、月額250円から利用できる「エントリープラン」が新設されました。小規模なWebサイトでも、サイト規模に合った料金で毎日の自動診断を利用できます。 - 診断対象ページ数に応じて選べる5つのプランを用意
診断対象ページ数の上限が異なる5つのプランが用意されました。1ページを対象とするプランから最大3,000ページを診断できるプランまで、Webサイトの規模や用途に応じて選択できます。また、サイトの拡大に合わせてプラン変更も可能です。 - 「プレミアムプラン」の手動診断を月10回までに拡充
現行の「スタンダードプラン」は「プレミアムプラン」へ名称が変更され、手動診断の上限が月1回から月10回へ拡充されました。これにより、定期的な自動診断に加え、Webサイトの更新時や新しいページの公開後など、任意のタイミングで柔軟な診断が可能となります。
「XServer サイトセキュリティ」とは
「XServer サイトセキュリティ」は、WebサイトのURLを登録するだけで、脆弱性や改ざんの有無を定期的に診断できるサービスです。専門知識や複雑な設定は不要で、問題検知時にはメールで通知されるため、セキュリティリスクの早期発見に貢献します。
脆弱性診断では、WordPress本体・テーマ・プラグインの脆弱性や、XSS、SQLインジェクション、SSL証明書の設定状況などを確認します。Web改ざん診断では、マルウェアやフィッシングサイト、不正なコード・リンクの埋め込み、ブラックリストへの登録状況などを検知します。
同サービスはエックスサーバー以外のサーバーで運営されているWebサイトにも利用可能で、「ライトプラン」以上では継続的にセキュリティ診断を実施していることを示す「サイトシール」をWebサイトに掲載できます。
関連情報
- XServer サイトセキュリティ公式サイト: https://sitesec.xserver.ne.jp/
ソース元
-
情報処理推進機構(IPA)「2024年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」
https://www.ipa.go.jp/security/reports/sme/nl10bi000000fbvc-att/sme-chousa-report2024r1.pdf -
エックスサーバー株式会社
https://www.xserver.co.jp/
