TXOne Networks、「Sennin」ファミリーを発表 OTセキュリティのリスク評価から保護まで一貫提供
TXOne Networksは、OTセキュリティリスクの特定とその対策実行の課題を解消するため、新たな評価およびエンタープライズ統合管理ツール群「Sennin」ファミリーを発表しました。これにより、OTセキュリティライフサイクルの全フェーズをシームレスに連携させます。
リスク評価を強化する「SenninRecon™」
SenninReconは、OT資産の可視化および脆弱性評価のために設計されたパッシブ型ネットワークセンサーです。2026年2月に開催されたS4x26でプレビュー公開されました。生産システムに影響を与えることなく産業ネットワーク上の資産を特定し、約180種類以上の産業用プロトコルを監視します。同社独自のVSARスコアリング手法により、一般的な深刻度評価に加え、実際の攻撃可能性や運用コンテキストを考慮した優先度付きリスク評価を提供。これにより、セキュリティ部門と運用部門が優先的に対応すべきリスクについて共通認識を持つことを支援します。
対策実行を支援する「SenninOne™」
SenninOneは、評価結果を具体的な対策アクションへと転換するエンタープライズ向けガバナンスプラットフォームです。SenninReconの検出結果を、TXOne Edge(ネットワークセキュリティ)、Stellar(エンドポイント保護)、Element(セキュリティ検査)と直接連携させ、資産・脆弱性管理、セキュリティポスチャのスコアリング、脅威の可視化、各種センサー管理を実現します。AIによる分析支援で大規模な資産環境におけるリスクの優先順位付けを効率化し、自動化されたワークフローによって、OT環境での対策遅延の要因となりがちな調整負荷を軽減するといいます。また、企業のセキュリティ部門がポリシーを定義し、現場の運用部門が導入前に検証・承認を行うという明確なIT/OT連携モデルを組み込み、効果的かつ運用上安全な保護対策を実現します。
オペレーションとセキュリティの連携を強化
TXOne NetworksのCEOであるDr. Terence Liu氏は、「産業環境においてリスクを特定すること自体は難しくありません。真の課題は、運用を止めることなくそれらのリスクを低減することにあります。Senninはこのギャップを埋め、リスク認識を運用部門が把握し持続可能な保護対策へと転換することで、成果志向のガバナンスを支援します」と述べています。
Senninファミリーは、TXOneのエンタープライズプラットフォームの進化を象徴するものです。既存のSageOneユーザーは、標準的なアップグレードプロセスの一環としてSenninプラットフォームへ移行可能であり、現在、TXOne Networksおよびグローバルパートナーを通じて提供されています。
TXOne Networksは、オペレーションファーストを掲げるOTセキュリティパートナーとして、OT領域に特化し、重要インフラの保護と生産活動の継続を両立する支援を行っています。産業環境向けに設計されたソリューションにより、資産の可視化、文脈に基づくリスク評価、そして生産性や安全性を損なうことのないオペレーション保護を実現しています。詳細は以下の公式サイトで確認できます。
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カテゴリ:企業動向
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