アイティフォー、入金案内を自動化する「Payコレクト」提供開始か
株式会社アイティフォーは2026年4月30日、入金案内業務を自動化するSaaS型サービス「Payコレクト」の提供を開始しました。このサービスは、初期督促業務を一気通貫で自動化し、企業のオペレーター不足解消と顧客の利便性向上を両立させることを目指します。
「Payコレクト」の主な特徴
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「Payコレクト」は、国内で約180の債権管理システムを提供するアイティフォーの知見が活かされています。
SaaS型サービスとして提供
企業が保有する入金案内データを送るだけで、顧客への連絡、入金約束の受付、支払いの完了までを一気通貫で自動化します。SaaS型での提供のため、個別のシステム導入や既存システムのリプレースは不要で、ブラウザから即座に利用を開始できるといいます。
入金案内・入金約束の自動化
企業が対象データを「Payコレクト」に送ると、顧客への入金案内がSMSまたはメールで自動送信されます。顧客は受信したメッセージから専用サイトへアクセスし、本人認証を行った上で、請求内容の確認や入金予定日の登録(入金約束)を簡単に行うことが可能です。リマインド通知や支払い相談も行えるとしています。
多様な決済手段の提供
顧客は、振込先口座の確認に加え、コンビニ入金(PAYSLE)、PayPayなど複数の支払い方法を選択できます。
フィッシング詐欺対策
キャリア共通ショートコードの表示や、メールでのBIMI(Brand Indicators for Message Identification)活用、簡易本人確認機能などの提供により、顧客のフィッシング詐欺への懸念を軽減するとしています。BIMIとは、メールの受信トレイに送信元の組織やブランドのロゴを表示させるメール認証規格で、なりすましメール対策やブランドの信頼性向上に寄与します。
業務連携と効果測定
CSVファイルでのデータ取り込みのほか、API連携も可能です。送信結果(送信済、ログイン済、入金約束済、支払相談済など)はダッシュボードでリアルタイムに確認・検索・集計でき、迅速な状況把握と効果測定を支援します。「Payコレクト」が生成するURLはダウンロードが可能であり、督促状へのQRコード貼付や、企業アプリのマイページなどとの連携も可能であるとしています。
導入支援
アイティフォーが、顧客の導入から運用開始までを総合的にサポートします。
期待される効果と今後の展望
本サービスの導入により、煩雑な入金案内業務における顧客への連絡や支払いが自動化され、企業の業務効率が大幅に改善されることが期待されます。これにより、オペレーター不足の解消に貢献するといいます。また、顧客はスマートフォンで時間や場所を問わず手続きが可能となり、利便性が向上します。一連の手続きをオペレーターと直接話さずに完結できるため、顧客の心理的負担の軽減も見込まれます。
価格は月額従量課金制を採用しており、詳細についてはお問い合わせが必要です。
アイティフォーは今後、銀行をはじめ、カード、サービサー、リース、家賃保証、電気・ガス・水道などの幅広い業種に対して提供を進め、5年間で40件の受注を目指すとしています。また、同社の債権管理システム「TCS」および「CMS」との連携、ならびに「Payコレクト」へのアクセス導線や決済手段の拡充を図り、さらなる利便性向上を図る方針です。
株式会社アイティフォーの概要
株式会社アイティフォーは、代表取締役社長の坂田幸司氏が率いる企業で、東京都千代田区一番町21番地一番町東急ビルに本社を構えています。東証プライムに上場しており(証券コード:4743)、金融機関や地方自治体、小売業・EC事業者向けサービスをはじめ、キャッシュレス決済、コンタクトセンター、セキュリティ・基盤など幅広い分野でITサービスを提供しています。
ソース元
入金案内自動化サービス「Payコレクト」提供開始
https://www.itfor.co.jp/financial/pay-collect/
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カテゴリ:企業動向
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