キオクシア、EmotionXに出資完了 次世代暗号技術の社会実装加速へ
キオクシア株式会社が、カーブアウト元であるEmotionX株式会社への出資を実行しました。完全準同型暗号(FHE)技術の社会実装を目指すEmotionXは、2026年春のプライバシークラウドサービス提供開始に向け、研究開発を加速させます。
キオクシア、EmotionXに出資 次世代暗号基盤の社会実装を推進
見出し
キオクシア株式会社(本社:東京都港区)は、同社のカーブアウト元企業であるEmotionX株式会社(本社:東京都港区)に対し、出資を実行したことを発表しました。この出資は、EmotionX設立時の枠組みに基づく資本参画であり、出資金額は非開示とされています。
完全準同型暗号(FHE)技術の社会実装へ
EmotionXは、キオクシアからカーブアウトする形で設立された企業です。その主な目的は、完全準同型暗号(FHE)技術の高速化および社会実装を進めることとされています。
完全準同型暗号(FHE)とは、データを一度も復号することなく暗号化された状態で演算を行える暗号方式を指します。この技術は、機密情報を安全に活用できる次世代の計算基盤技術として、各方面から注目を集めています。
プライバシークラウドサービスを2026年春に提供開始予定
EmotionXは、2026年春にプライバシークラウドサービスの提供開始を予定しており、これに向けた研究開発および事業開発を推進していると説明しています。同社は、FHEを用いたプライバシークラウドや専用ハードウェア(FPU:FHE Processing Unit)の企画・開発を手がけています。
今回の資本参画により、EmotionXは財務基盤を強化し、日本発の次世代暗号基盤の社会実装を着実に進めていく方針です。EmotionXの活動は、ポストAI時代のデータセキュリティ基盤を拓くものとして期待されています。
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参考URL:
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リアルテックファンド、ポストAI時代のデータセキュリティ基盤を拓く、完全準同型暗号を開発するEmotionXへの出資を実施
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ソース元
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ページタイトル: キオクシア株式会社によるEmotionX株式会社への出資実行について
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カテゴリ:企業動向
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