企業動向

いい生活、不動産売買業務の効率化へ「物件調査機能」をリリース


株式会社いい生活は、不動産業務を網羅するバーティカルSaaS「いい生活売買クラウド」において、物件調査機能をリリースしました。これにより、モバイル端末からの現地入力やファイルの一元管理が可能となり、従来の二重入力の手間を解消し、不動産市場のDXを推進します。同社の強固なセキュリティ対策も、このサービスの信頼性を支えています。

物件調査業務の課題を解決か

不動産売買において、宅地建物取引業法で定められる重要事項説明には、物件の権利関係や法令上の制限などを確認する物件調査が不可欠です。従来、多くの不動産会社では、各社が独自に用意した調査シート(Excelや紙)に現地で記入し、帰社後にその内容をシステムへ再入力するという二重入力が常態化していました。この手間は、作業担当者の負担増大や入力ミスの一因となっていたと指摘されています。

同社は、こうした課題を解決するため、「いい生活売買クラウド」に「物件調査機能」を導入しました。これにより、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から、現地で調査内容を直接「いい生活売買クラウド」へ入力できるようになり、紙やExcelを介した二重入力が解消される見込みです。

新機能「物件調査機能」の主な特長

「物件調査機能」は、現地での入力に加え、物件に関するファイルの一元管理など、物件調査にかかわる一連の業務を支援します。これにより、担当者は物件に関する情報とファイルをクラウド上で一元的に扱えるようになり、調査からその後の情報管理までをスムーズに進められるとしています。

具体的な特長は以下の通りです。

  • 現地からのモバイル端末での入力
    スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から、物件調査の内容を現地で直接入力できます。これにより、従来の二度手間を解消し、業務効率化に貢献します。

  • 役割に応じて選べる2つの入力モード
    重要事項説明に用いる情報を入力する「物件調査モード」と、広告作成のための「広告入力モード」の2つのモードが用意されています。担当者の役割や作業内容に応じてモードを切り替えることで、それぞれの業務に必要な項目を効率的に入力できます。

  • 物件に関する資料・ファイルの一元管理
    物件調査で取得した資料をはじめ、物件に関するファイルを物件単位でクラウド上に集約できます。現地で撮影・取得した資料もその場で登録でき、必要な情報を一元的に管理・参照することが可能です。

同社は今後も、物件調査業務をはじめとする不動産業務のDXを加速させ、担当者がより付加価値の高い業務に集中できる環境を提供していくとしています。

不動産業務支援サービス全体図

不動産DXを支えるセキュリティ対策

「いい生活売買クラウド」は、不動産売買業務に最適化されたデジタル化支援サービスであり、売却査定から販売、広告、顧客情報の管理、売買契約、成績管理など一連の業務をデジタル化します。最新の法改正に対応した重要事項説明書や売買契約書も利用可能とされています。

同社は、顧客のデータを保護するため、以下の3つの柱に基づいたセキュリティ対策を講じています。

  1. 構造的分離
    同社のオフィス環境と、顧客データを管理するSaaS環境は完全に分断されています。これにより、仮に社内PCがウイルスに感染した場合でも、SaaS環境への二次感染を構造的に遮断します。

  2. ゼロトラスト
    「誰も信用しない」ことを前提としたゼロトラストアーキテクチャを採用しています。社内アクセスも空港の保安検査レベルで都度検証するモデルであり、多要素認証(MFA)を徹底し、常に厳格な本人確認を実施しているといいます。ゼロトラストとは、「社内ネットワークだから安全」という従来の性善説を捨て、「すべてのアクセスを疑い、その都度検証する」という考え方です。

  3. クラウドネイティブ
    RDP(遠隔操作)を利用する方式とは異なり、ブラウザやAPI通信による方式を一貫して採用しています。限定された指示データのみを通し、ウイルスの主要な感染経路となるドライブ共有などの仕組み自体が存在しないため、リスクを構造的に排除していると説明されています。クラウドネイティブとは、既存のソフトウェアを単にクラウド上の「場所」に置くのではなく、「最初からクラウドで動くことを前提」に設計・構築されたシステムを指します。

同社はまた、情報セキュリティ規格であるISO/IEC 27001(ISMS)をはじめ、クラウドセキュリティ規格であるISO/IEC 27017(ISMS-CLS)、ITサービスマネジメント規格であるISO/IEC 20000(ITSMS)の3つの国際認証を取得し、厳格な運用を継続しているといいます。いい生活は、顧客のビジネス継続性を最優先に考える戦略的パートナーとして、「止まらない不動産実務基盤」を提供し続けるとしています。

いい生活のサービス全体像

株式会社いい生活について

株式会社いい生活は「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」をミッションに掲げ、不動産業務クラウドサービス、不動産プラットフォームサービスを提供する不動産テック企業です。不動産市場の法改正やIT化に迅速柔軟に対応し、不動産業務を網羅するフルラインナップのSaaSで不動産市場のDXを推進しています。同社は、不動産市場に関連する企業はもちろん、日本各地のエリアに寄り添ったソリューションで、「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」というビジョンの実現を目指しています。

同社の詳細は以下のリンクから確認できます。

ソース元

ページタイトル: 「いい生活売買クラウド」物件調査業務を効率化する「物件調査機能」をリリース
URL: <https://www.es-service.net/topics/20260805/>

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