AI活用で巧妙化するサイバー攻撃、経営に甚大な影響か
講演では、サイバー攻撃が急増している背景として、AIの活用による攻撃手法の巧妙化と高速化が挙げられました。AIを用いることで、システムの脆弱性が短時間かつ高精度で発見されるほか、自然な日本語のフィッシングメールが容易に作成されるなど、攻撃の精度と効率が飛躍的に向上していると指摘されました。
実際に発生したサイバー攻撃の被害事例を交え、被害がシステム停止や情報漏えいにとどまらず、事業運営、顧客対応、サプライチェーン、さらには企業の信用にまで波及し、大規模化する可能性が具体的に解説されました。こうした被害を最小限に抑えるには、攻撃の未然防止だけでなく、異常検知から被害状況の把握、事業復旧までを一連のプロセスとして捉え、平時から対応体制を整えることが不可欠であると熊谷社長は述べました。
経営課題としてのサイバーセキュリティ対策、全社的な取り組みが鍵
講演では、複数のセキュリティ対策による侵入リスクの低減、SOC(Security Operation Center)による継続的な監視での早期異常検知、被害発生時のフォレンジック調査による原因・影響範囲の特定、そしてデータ消失時の復旧対応まで、インシデントの各段階を見据えた備えの必要性が伝えられました。
また、サイバーセキュリティ対策を情報システム部門のみの課題とするのではなく、経営課題として継続的に議論し、全社で取り組むことの重要性も強調されました。
同社は今後も、累計58万件以上のデータインシデント対応で培った知見を生かし、より多くの企業が安心して事業を継続できる社会の実現に向けて、セキュリティ対策の高度化と普及に取り組んでいくとしています。
講演概要
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イベント名: ITmedia CxO Insights 2026 夏
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開催日: 2026年7月16日(木)
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開催形式: ライブ配信
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主催: アイティメディア株式会社
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講演者: デジタルデータソリューション株式会社 代表取締役社長 熊谷 聖司氏
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講演テーマ: サイバーリスクは経営リスク―被害事例から学ぶ事業継続のための対策
デジタルデータソリューション株式会社について
「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します。」という理念を掲げ、サイバーセキュリティ事業、フォレンジクス事業、データリカバリー事業の3つの事業を展開するデータセキュリティカンパニーです。国内約7,000社の通信監視を行うサイバーセキュリティ事業をはじめ、サイバー攻撃や不正アクセス、情報漏えいなど4.7万件以上の調査実績を持つフォレンジクス事業、17年連続国内売上No.1の実績を誇るデータリカバリー事業を展開しています。サイバー攻撃の検知から調査、データ復旧まで一貫対応できる体制を強みとしており、全国58万件以上のデータインシデントに対応しています。
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所在地: 〒106-6115 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15階
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代表者: 代表取締役社長 熊谷 聖司
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設立: 1999年6月
ソース
- ページタイトル: デジタルデータソリューション代表取締役社長・熊谷聖司、「ITmedia CxO Insights 2026 夏」に登壇
