企業動向

VERIPATH、顔認証システム「KIDSCALL」基盤技術で特許取得 IT知財戦略の専門家を顧問に


株式会社VERIPATHは、保育施設向け顔認証お迎え自動化システム「KIDSCALL」の基盤技術である「生体認証イベントをトリガーとし、施設内の最適な対象へ動的に通知を制御する技術」で特許を取得したと発表しました。同時に、IT知財戦略の専門家である佐竹星爾氏が知財顧問に就任し、知財ポートフォリオの強化を図ります。

KIDSCALLの特許技術

VERIPATHが今回取得した特許は、「生体認証を用いた空間オペレーションの最適化」を支える基盤技術です。これは、利用者が特別なデバイス操作を意識することなく、顔認証などの生体認証イベントを起点として、施設内の適切な対象(例えば、保護者が入室した際の保育士への通知)へ自動的かつ動的に情報伝達を制御する仕組みを指します。同社は、この技術により「完全受動的UX」の実現を目指すとしています。

IT知財戦略の専門家、佐竹星爾氏が顧問に就任

VERIPATHは、事業拡大に伴う競争優位性の確保と知財戦略の強化のため、IT分野の知財戦略を牽引してきた弁理士の佐竹星爾氏を知財顧問として招聘しました。佐竹氏は、スタートアップから上場企業まで、IT分野における特許網の構築や訴訟対応など、幅広い知財実務に携わった経験を持ちます。

佐竹星爾氏のポートレート

佐竹氏は就任にあたり、「VERIPATH社が推進する『生体認証と空間オペレーションの融合』は、知財の観点でも非常に大きな意味を持つ取り組み」とコメントし、知的財産という無形資産の視点から同社の新たな価値創出に貢献したいと述べています。

KIDSCALLが実現する「3つの安全」

KIDSCALLは、保育施設における「顔パスお迎え」を通じて、以下の3つの安全を提供すると説明されています。

  1. 侵入防止: 顔が鍵となるため、物理的な鍵や暗証番号と異なり、なりすましや不審者の侵入を防止します。登録された保護者以外は解錠できないため、厳格なセキュリティを両立するとしています。
  2. 見守り強化: 保護者の入室と同時に「〇〇さんのお迎えです」と自動通知がクラスや職員室のモニターに届きます。これにより、先生方のインターホン対応や内線連絡の業務が削減され、子どもたちを見守る時間の増加に繋がると考えられます。
  3. 管理の手間ゼロ: 顔写真の登録や更新は保護者自身のスマートフォンで行う仕組みのため、施設側の管理負担はほぼ発生しないとされています。既存のICTや登降園システムとも併用可能で、大規模な入れ替えなしに導入できると説明されています。
KIDSCALLの通知画面

導入実績と今後の展望

KIDSCALLは、正式リリース以来、多くの保育園・幼稚園・認定こども園で導入契約が進んでいるといいます。同社は、大規模な工事不要で最短1日で導入が可能であり、アナログな業務負荷を削減し「保育の質」に還元する新しいインフラとして、全国の園をサポートしていく方針です。

同社代表取締役CEOの山岡源氏は、「私たちが目指しているのは、機能が詰め込まれた複雑なシステムを作ることではありません。『顔を向けるだけ』で、ユーザーも現場スタッフも一切の摩擦なく目的が達成される『受動的体験』を創り出すことです」と述べています。

山岡 源氏のポートレート

サービス詳細と問い合わせ先

KIDSCALLの詳細については、オンラインデモを通じて実際の効果や使用感を確認できる説明会が実施されています。導入を検討している施設向けに、オンラインでのデモや優先的な導入相談も受け付けているということです。

株式会社VERIPATHは、顔認証などのAI技術を活用し、保育施設向けに「安全」と「省人化」を両立するソリューションを提供するスタートアップです。現在、事業拡大に伴い、エンジニア、営業、顧客サポート、経理、事務などの複数職種で人材を募集しているとしています。勤務地は兵庫県芦屋市です。


ソース元

顔認証によるお迎え自動化システム「KIDSCALL」の基盤技術で特許を取得。IT知財戦略の専門家・佐竹星爾氏が知財顧問に就任
https://www.atpress.ne.jp/news/400000

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