サイバー攻撃の脅威高まる中、中堅中小企業向けに無償診断
ネクストリード株式会社は、警察庁が2026年9月に発表した「サイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」の報告を受け、国内の中堅中小企業を対象に「Microsoft 365攻撃兆候診断」の無償提供を開始しました。これは、ランサムウェア被害の増加と、サイバー攻撃の前兆とされる不審な通信が前年比で約5割増加している現状に対応するものです。
警察庁の報告によると、ランサムウェアによる被害は多くの場合、数週間から数カ月前に何らかの兆候が表れると指摘されています。同社が提供するこの診断は、「現在どのような攻撃を受けているのか」「被害につながる兆候がないか」を分析し、潜在的なリスクを可視化することを目的としています。
診断で明らかになる攻撃傾向と対策
ネクストリード株式会社のセキュリティアナリストが日々分析するMicrosoft 365のログからは、実際の侵害には至っていないものの、将来的な被害につながる複数の兆候が確認されています。具体的には、パスワードスプレー攻撃、海外からの不審な認証試行、漏えいした認証情報の利用、多要素認証回避を狙った攻撃、不審なアプリ連携や権限付与などが挙げられます。
今回の無償診断では、対象企業のMicrosoft 365環境を詳細に分析し、以下の情報がレポートとして提供されます。
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現在観測されている攻撃傾向
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不審な認証試行
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セキュリティ設定上のリスク
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優先的に実施すべき対策
レポートには、同社のセキュリティアナリストによるコメントも付記され、診断結果の説明会では今後の対策についてワンポイントアドバイスが提供されるとしています。
提供対象と申し込み方法
「Microsoft 365攻撃兆候診断」の無償提供は、Microsoft 365を利用する国内の中堅中小企業が対象です。先着20社限定で、定員に達し次第終了となります。申し込み期限は2026年10月31日までです。
診断は、申し込みと条件確認後、同意に基づいた設定を経て実施されます。その後、レポートが作成され、30分程度の説明会で今後の対策に関するアドバイスを受けることができます。
サイバー攻撃の脅威が増す中、企業が被害を受ける前に自社のセキュリティ状況を確認し、適切な対策を講じることの重要性が高まっています。
ソース元
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令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について
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身代金要求「ランサムウェア」被害、上半期123件で過去最多…サイバー攻撃の「予兆」は前年同期比5割増
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