企業動向

ABLENETが法人向けセキュリティを始動、中小企業向け「サイバー見守り365」提供開始


株式会社ケイアンドケイコーポレーション(ABLENET)は、法人向けセキュリティ分野「ABLENET SECURITY」を新たに開始しました。その第一弾として、情報システム・セキュリティ担当者がいない中小企業を対象としたサイバーセキュリティ運用サービス「ABLENETサイバー見守り365(EDR+MDR)」を2026年9月1日より提供します。このサービスは、サイバー攻撃からの防御、侵入後の検知・対応、そしてデータ復旧への備えまでを総合的に支援するものです。

中小企業を狙うサイバー脅威、IPAも警鐘か

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、「ランサムウェア攻撃による被害」が組織向け脅威の1位となりました。サイバー攻撃による被害は、自社の業務停止や情報漏えいにとどまらず、取引先を含むサプライチェーン全体に影響を及ぼす経営課題となっています。

一方、多くの中小企業では、ウイルス対策ソフトの管理が各利用者に任されている、警告が表示されても誰が対応するのか決まっていない、夜間や休日の不審な動きを確認できない、といった課題を抱えています。サイバー攻撃への備えには、製品導入だけでなく、継続的な監視と異常への対応、そして被害発生後の復旧への備えが不可欠です。

参考:
独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ10大脅威 2026」

SCS評価制度への対応も視野に

経済産業省は、サプライチェーンを構成する企業のセキュリティ対策状況を共通基準で可視化する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」について、2026年度末ごろに☆3・☆4の申請受付を開始することを目指しています。今後、中小企業においても、情報機器の状態監視や不審な挙動の監視、インシデント検知時の連絡・対応体制、データのバックアップ状況などが重要になります。

「ABLENETサイバー見守り365」とオプションの「ABLENETバックアップ」は、端末の監視、脅威の検知・分析、初動対応、対応状況の記録、重要データのバックアップなど、SCS評価制度で求められる技術的対策と運用の一部を支援するとしています。

参考:
経済産業省「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」

SCS評価制度を見据えたセキュリティ対策全体と支援範囲

「サイバー見守り365」の主要機能

「ABLENETサイバー見守り365」は、ウイルス対策に加え、侵入後の不審な動きを検知・分析するEDR機能により、既知のウイルスだけでなく、未知の脅威にも対応します。また、MDRのSOC(Security Operation Center)が24時間365日体制で脅威を監視・分析し、自動的な緩和や端末隔離といった初動対応を実施します。

ランサムウェアなどによって変更されたファイルや設定を可能な範囲で攻撃前の状態へ戻すロールバック機能も備わっています。ABLENETは、エージェントの導入支援、利用状況の確認、インシデント発生時の連絡・対応案内、月次レポートの提供などを行い、専任担当者がいない企業のセキュリティ運用を包括的にフォローします。

EDR+MDR+ABLENETフォローの仕組み

バックアップで復旧力強化へ

EDRのロールバック機能は攻撃による変更を元に戻すものですが、攻撃の種類や状況、端末の故障などによってはデータを戻せない場合があります。このため、同社は別料金オプションとして「ABLENETバックアップ」を提供します。

「ABLENETバックアップ」は、PC内のデータをクラウド上の保存領域へ自動的にバックアップし、ランサムウェアだけでなく、端末故障や紛失、OS障害によるデータ消失にも対応します。PC1台につき300GBのクラウド保存領域が用意され、14世代(14日分の更新内容)を保存可能。重要なデータを持つPCだけに追加できる柔軟な利用形態が特徴です。

EDRロールバックとABLENETバックアップの違い

ABLENET SECURITYの展望

「ABLENET SECURITY」は、中小企業のセキュリティ対策と運用を支援する法人向けサービスカテゴリです。同社は、高度なセキュリティ製品の販売だけでなく、導入後の監視、対応、記録、相談先、復旧への備えまでを含め、情報システム担当者がいない企業でも継続的に運用しやすい形でサービスを提供していく方針です。

今後も、SCS評価制度をはじめとする社会的な要請や、取引先から求められるセキュリティ対策を踏まえ、セキュリティ対策、データ保護、事業継続などに関するサービスラインアップを順次拡充するとしています。

株式会社ケイアンドケイコーポレーションについて

株式会社ケイアンドケイコーポレーションは、1998年の創業以来、レンタルサーバー、VPS、GPUホスティング、クラウドストレージなどのホスティング・クラウド事業を展開してきました。主力サービスの「ABLENET VPS」は累計約19万件の契約実績を持つといいます。近年は、クラウドストレージサービス「ABLENETストレージ」やGPUホスティングなど、中小企業のDX推進やAI活用を支えるサービス領域を拡大しています。

会社名:株式会社ケイアンドケイコーポレーション
所在地:〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西2-8-19テレシステムズビル
代表者:代表取締役社長 津島 裕

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本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:
Email:mediainfo@kandk.co.jp

ソース元:
ABLENET、法人向けセキュリティ分野「ABLENET SECURITY」を始動
https://www.ablenet.jp/security/edr-mdr/

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