巧妙化するサイバー攻撃に対抗、YubiKeyで認証強化
近年、正規サイトを偽装し、利用者と正規サービスの通信の間に介入することで認証情報をリアルタイムで不正に取得するAiTM攻撃が増加しています。このような攻撃に対して、SMS認証やOTP(One time password)などの従来のMFA(Multi-Factor Authentication)では、不正アクセスを防ぎきれないケースが増えていると指摘されています。利用者の入力や承認に依存する認証方式は、現場ごとの運用差や操作ミスを含め、セキュリティ上の脆弱性となる可能性がありました。
こうした状況を受け、パスワードや認証番号の入力を前提としない、フィッシング耐性を備えた認証方式への関心が高まっています。特に、公開鍵暗号を用いて利用者の秘密鍵を端末内に保持したまま、正規サイトと認証をひも付けるFIDO2に代表される技術は、騙されても認証が成立しない仕組みとして注目されており、金融機関や政府、公共分野を中心に導入が進んでいます。
YubiKeyの主な特長
YubiKeyは、USBデバイス内に秘密鍵を保持し、フィッシングサイトでは認証が成立しない仕組みを備えています。これにより、高強度のセキュリティ認証を実現するとしています。
主な特長は以下の通りです。
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高強度なセキュリティ: 秘密鍵をデバイス内に保持し、フィッシングサイトでは認証が成立しない仕組みにより、強固なセキュリティ認証を実現します。
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容易な操作性: PCに差し込み、指でタッチまたはPINを入力するだけの簡単な操作で認証を完了できます。これにより、業務の即時性を損なうことなく利用が可能となります。
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導入・運用が容易: 3ステップで導入できる簡単な手順で、継続的に利用しやすいセキュリティ運用を提供します。ただし、利用するプロトコルや認証基盤サービスによっては、4ステップ以上の手順が必要な場合もあります。
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ITリテラシーに依存しない: 利用者のITリテラシーに依存せず、スマートフォンでの認証も不要なため、継続して安定したセキュリティ運用を実現します。
業界の知見と新技術の融合
日立ソリューションズは、これまで指静脈認証システム「静紋」をはじめとする生体認証製品や、米国Okta社の認証基盤の提供を通じて、幅広い業界でセキュリティ運用に関する知見を培ってきました。同社は今後、これらの知見とYubiKeyを組み合わせることで、企業のセキュリティポリシーやさまざまな業務の課題に応じた、安全性と利便性を両立する認証サービスを提供し、運用までを一貫して支援していく方針です。
Yubico社、日本市場での展開に期待
Yubico ABのPresident and CEOであるJerrod Chong氏は、日立ソリューションズとのディストリビューター契約締結について「日本において、より強固なセキュリティを提供できることを大変嬉しく思います」とコメントしています。同氏は、日本市場におけるYubiKeyへの需要の高まりに言及し、金融庁による最近のガイダンスでパスワードやSMS・メールによるワンタイムパスワードが現代のフィッシング攻撃に対して十分ではないことが明確に示されていると指摘しました。Yubico社は日立ソリューションズとの提携を通じて、パスキーやFIDO2、PKI(Public Key Infrastructure)を活用したフィッシング耐性のあるハードウェアベース認証により、企業のサイバーレジリエンス強化を支援していくとしています。
関連情報
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「YubiKey」について: https://www.hitachi-solutions.co.jp/yubikey/
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株式会社日立ソリューションズ: https://www.hitachi-solutions.co.jp/
ソース元
プレスリリース: フィッシング耐性を備え、誰でも簡単に利用できるセキュリティキー「YubiKey」を提供開始
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000396.000053429.html
