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サイバー犯罪、正規サービスへの標的移行が顕著に — Genの2026年上半期脅威レポートが警鐘


Genは2026年上半期の脅威レポートを発表し、サイバー犯罪の標的が日常的に利用される正規サービスへと巧妙に変化している実態を明らかにしました。日本ではテクニカルサポート詐欺が約220万件に達し、利用者を欺く手口が顕著に増加しています。

グローバルで進行する詐欺手口の巧妙化

同レポートによると、2026年上半期には日常のオンライン行動に紛れ込む詐欺手口が世界的に顕著になりました。宿泊施設の予約サイトを装い実際の予約情報を参照しながら詐欺メッセージを送付するケースや、実在の人物の口座を経由して不正資金を移動させる手口が確認されています。

オンラインストア詐欺では、偽のショッピングサイトを用いた攻撃のブロック数が約1億1,420万件に達し、前期比で109%増加しました。また、公的機関を装って金銭や情報を騙し取る手口は387%増加し、家族を装うなりすましも454.2%増加しています。特にメッセージアプリでは、デバイスの連携機能を悪用し、サイバー犯罪者がブラウザを連携させてアカウントへの永続的なアクセス権を奪う手口も確認されました。

プライバシー侵害とデータ流出の連鎖も深刻化しています。個人の行動を追跡するトラッキングの試みは約19億回ブロックされました。データ侵害通知は628.1%増の約330万件に達し、総計で1,000万件以上の通知が送信されています。メールアドレスを含む個人情報の流出は1,570万件以上確認され、銀行口座に関連する不審なアクティビティの警告は734%増加しており、データ流出が金融被害へと急速に連鎖している実態が浮き彫りになっています。

日本で突出するテクニカルサポート詐欺と誘導型攻撃

日本国内では詐欺型攻撃が引き続き最大の脅威であり、特定の詐欺手口が集中している点が特徴です。特に、コンテンツや動画、ページデザインなどを駆使して利用者を誘導し、自身の端末に感染させる手口が急増しています。信頼できるソフトウェアなどに偽装する一般的な「なりすまし(Fake)」コンテンツの検知は前期比で942%と爆発的な伸びを記録しました。正規の解説動画を装う「偽チュートリアル」型詐欺も39%増加しており、ユーザーの不安や学習意欲といった心理的弱点を突くアプローチが広がっています。

また、深刻な被害をもたらすマルウェア関連の脅威も軒並み高い増加率を記録しました。

  • ドロッパー:約183%増加。利用者が気づかないうちに、コンピュータへ密かに他の悪意あるアプリケーションをインストールします。

  • トロイの木馬:約177%増加。画像や文書など正規の安全なファイルに見せかけ利用者を騙し、実行させることでコンピュータを感染させます。

  • 遠隔操作ツール等:約114%増加。感染したコンピュータへの長期的なアクセス権を確保し、サイバー犯罪者がデバイスを遠隔操作して利用者を監視したり、コンピュータの機能を不正利用したりします。

  • 情報搾取マルウェア:約16%増加。パスワードや銀行の認証情報、暗号資産のウォレットキーなど、機密情報を端末から盗み出します。

エージェント型AIへの攻撃という新たな脅威

同レポートは、自律的に動作する「エージェント型AI」が新たなセキュリティ脅威となりつつあることも指摘しています。AIシステムが利用者に代わってウェブ検索やソフトウェアインストール、各種サービス連携を行う能力を持つようになるにつれ、サイバー犯罪者はAIに与えられた「権限」そのものを標的にし始めているということです。Genのプラットフォーム「Sage」の初期調査では、AIエージェントが関与する高リスクな振る舞いとして、以下が確認されています。

  • 危険なシステムコマンドの実行の試み

  • サイバー犯罪者がシステムを制御できる可能性のあるリモートコマンド(遠隔操作)の経路を開こうとする試み

  • インターネットからの不正なコードのダウンロードと実行

  • 権限のない認証情報ファイルの読み取り

  • 信頼されたキーの追加など、永続的なリモートアクセスの作成の試み

  • エージェントへの指示を上書きしようとする試み

より詳細な情報については、レポート(英語)をご覧ください:
https://www.gendigital.com/blog/insights/reports/threat-report-h1-2026

Genが提供するセキュリティソリューション

Genは、サイバー脅威から利用者を保護するため、ノートン製品を提供しています。

ノートン™360

ノートン 360 プレミアム

ノートン™360は、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスを幅広いサイバー脅威から守るオールインワンのセキュリティソフトです。AIを活用した「Scam Protection(詐欺対策機能)」により、オンライン上の詐欺だけでなく、テキストメッセージやディープフェイク動画などに潜む詐欺の検知をサポートします。また、統合型AIアシスタント「Norton Genie」が怪しいメッセージやオンライン上の情報についてリアルタイムでアドバイスを提供し、「Deepfake Protection(ディープフェイク対策)」などの機能を通じて、巧妙化するオンライン詐欺から利用者を保護します。さらに、詐欺サイトやウイルスなどの脅威を検知・防御する機能、パスワードを安全に管理するパスワードマネージャー、通信を暗号化するVPNなども搭載し、オンライン上でより安全に過ごせる環境を提供しています。

製品詳細:https://jp.norton.com/360

ノートン™IDアドバイザー

ノートン™IDアドバイザーは、インターネットをパトロールし、利用者の個人情報が流出した場合にメールとアプリで通知します。SNSアカウントの乗っ取り、フィード内の危険なリンクや不適切コンテンツの警告も行います。個人情報の不正利用被害にあった場合は、365日復旧支援スペシャリスト(日本拠点)がトラブル解決をサポートし、関連機関との三者通話支援も提供しています。

製品詳細:https://jp.norton.com/products/identity-advisor

Genについて

Gen™(NASDAQ:GEN)は、ノートン、アバスト、ライフロック、MoneyLionといった消費者向けブランドを通じてデジタルの自由を推進するグローバル企業です。Genは、デジタル社会における個人向け金融サービスの向上とサイバーセーフティの提供に取り組んでいます。サイバーセキュリティ、オンラインプライバシー、個人情報保護の分野において、受賞歴のある製品とサービスを150か国以上、約5億人の利用者に提供しています。

詳細:https://www.gendigital.com/us/en/


ソース元
サイバー犯罪の標的は「日常的に利用する正規サービス」へ移行 Gen「2026年上半期 脅威レポート」公開

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