企業動向

AIがホームページ保守を自動化、月額5,500円で24時間監視と即時修正を実現か


株式会社Emposyは、AIを活用したホームページ保守・運用サービス「保守AI」の提供を開始しました。中小企業が抱えるウェブサイト管理の課題に対し、月額5,500円という低価格で、24時間365日の監視とチャットによる即時修正、高度なセキュリティ対策を提供します。

中小企業のウェブサイト管理に新風、AIによる保守・運用サービスが始動

株式会社Emposy(本社:東京都港区)は2026年5月28日、AIを活用してホームページの保守・運用を自動化するSaaS「保守AI」の提供を開始しました。同サービスは、中小企業が抱えるウェブサイトの管理課題に対し、月額5,500円(税込)という価格で、人の手による保守外注を代替する新たな選択肢を提示しています。

多くの企業にとって、ホームページは作成後の保守・運用が課題とされています。リンク切れや情報更新の遅延、プラグインの脆弱性放置といった問題は、見えにくいコストやリスクにつながる可能性があります。

Web担当者向けのサイト保守SaaSの紹介ページ。AIがサイトを自動監視し、チャットで修正依頼や報告を行うシステム。サイトスコア表示、AIによる修正候補の提示、月次レポート作成支援など、ウェブサイト運用を効率化する機能が示されています。

従来の保守外注とAIの比較:コストと効率に大きな差

従来のウェブ制作会社への保守外注は、一般的に月額約3万円から5万円が相場とされています。その内容は、月1回のリンク切れチェックやCMS・プラグインのアップデート、テキスト修正など、作業時間にすると月に数時間程度に留まることが多いと指摘されています。そのため、残りの期間にウェブサイトで問題が発生しても、担当者がすぐに気づけない状況が生じる可能性がありました。

また、人の担当者が変わる際の引き継ぎ漏れや、多忙によるチェックの形骸化、修正依頼から完了までの時間的コストなども、課題として挙げられていました。

従来のウェブサイト保守サービスにおける一般的な不満点と、AI保守サービスが提供する解決策を対比して説明しています。

「保守AI」では、管理画面のチャットに「トップページのバナーを差し替えて」「営業時間の表記を変更して」といった自然言語で指示を入力するだけで、AIが変更を即座にステージング環境に適用し、複数パターンを提案します。ユーザーは提案された内容を確認し、問題がなければ本番環境に反映する仕組みです。これにより、人に依頼した場合に発生する見積もり待ちや数日間の作業期間を、数分に短縮することが期待されます。

AIチャットで新商品の桜あんパン画像を生成し、ウェブサイトに新商品セクションを追加する会話と、サイトの文字化けなどの修正候補211件を表示する画面。

24時間365日監視、4つの機能でウェブサイトを健全に保つ

「保守AI」は、人には難しい常時監視をAIが担当することで、ウェブサイトの健全性を維持します。主な機能は以下の4点です。

  • サイト健全性チェック: 誤字やリンク切れ、構造化データの診断を自動で実行し、問題をダッシュボードに一覧表示します。深刻度をスコアリングすることで、対応の優先順位が明確になります。

  • ページ速度モニタリング: Google PageSpeed Insightsと連携し、モバイル・デスクトップ両方の表示速度を継続的に計測します。Core Web Vitalsの悪化を即座に検知する機能も備えています。

  • 会話で修正依頼: 自然言語の指示をAIが解釈し、ステージング環境に変更を反映します。複数パターンの提案も可能です。

  • 月次レポート: 検索流入やアクセス傾向、改善内容をレポートとして出力します。クライアントへの報告にも活用できるとしています。

さらに、Google Analytics 4とGoogle Search Consoleとの連携により、検索キーワードや流入元、デバイス分布といったアクセスデータをダッシュボードで一元的に確認できます。データに基づいた改善提案もAIが提示するとのことです。

ウェブサイトの状態を診断するツール画面で、サイトが「要注意」と判定されています。39項目中28件の要対応事項が見つかり、文字コードの不不一致や文字化けに関する問題が複数指摘されています。

サイバーセキュリティ対策もAIが3層で常時監視

ウェブサイトのセキュリティにおいては、脆弱性情報が日々更新され、攻撃は時間帯を問わず発生するため、人が365日体制で監視し続けることは現実的ではありません。「保守AI」は、ウェブサイトのセキュリティを3つのレイヤーで24時間監視します。

  1. リアルタイム攻撃検知(Guardian): 不正ログインの試行やXML-RPC経由の攻撃、不審なユーザーエージェントからのアクセス、管理者ユーザーの不正追加などをリアルタイムで検知し、ダッシュボードに通知します。
  2. 脆弱性データベース照合(CVEチェック): CMS本体、プラグイン、テーマのバージョンを公開されている脆弱性データベース(CVE)と自動で照合します。既知の脆弱性があれば、危険度をスコアリングして表示します。
  3. 設定監査: 公開すべきでないAPIエンドポイントが外部からアクセス可能になっていないか、デバッグモードが本番環境で有効になっていないかなど、人が見落としがちな設定ミスをAIが自動で検出します。

これら3層すべてのスキャン結果を統合した「セキュリティスコア」がダッシュボードに表示され、ウェブサイトの安全性を数値で把握できるとしています。

「保守AI」は、月額5,500円という料金で、24時間監視、チャットでの即時修正、セキュリティの常時監視までをカバーします。これは、人の保守外注と比較して約10分の1の費用で、人には難しい常時監視を実現するサービスと言えます。

「保守AI」サービスサイト: https://hoshu-ai.com/
株式会社Emposy: https://emposy.co.jp/


ソース元: 「ここ直して」とAIにチャットするだけ——ホームページ管理が月5,500円で丸投げできる「保守AI」
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000121749.html

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