企業動向

DNP、Foltaと資本業務提携 「シャドーAI」対策で安全な生成AI利用を推進


大日本印刷(DNP)は、生成AIの安全な業務利用を支援するため、シャドーAI対策に強みを持つFoltaと資本業務提携を結びました。情報漏えいリスクを抑制し、企業が生成AIを安全に活用できる環境を提供します。

背景に「シャドーAI」の脅威

生成AIの業務利用が広がる一方で、従業員が企業の許可なくAIサービスを利用する「シャドーAI」が新たなセキュリティリスクとして浮上しています。企業はガイドラインを策定し周知しているものの、Webブラウザ経由の生成AI利用は制御が困難な場合があり、機密情報の意図しない入力といった課題がありました。

Foltaは、Webブラウザ経由の生成AI利用をリアルタイムで制御・監視する「セキュアブラウザサービス」を提供しており、このシャドーAI対策に強みを持っています。DNPは、同社が長年培ってきた約4万5,000台の情報端末監視・運用実績とAIを活用したサイバーセキュリティ監視運用サービスの知見を背景に、Foltaの技術に着目しました。今回の提携を通じて、DNPグループの既存セキュリティサービスとFoltaの技術を組み合わせ、生成AI活用の利便性を保ちつつ、情報漏えいリスクを低減する新たなサービス提供を目指すとしています。

共同でサービス販売と開発を推進

今回の業務提携では、主に二つの柱があります。

まず、シャドーAI対策に有効な「セキュアブラウザサービス」の共同販売です。DNPグループが提供する各種セキュリティサービスと連携させることで、シャドーAIの検知からリスク分析、運用改善までを一貫して支援する体制を構築します。

Foltaのレポート画面

次に、新たなセキュリティサービスの共同開発を進めます。「セキュアブラウザサービス」で収集したデータの分析・監視機能を強化するほか、Webブラウザに限らず生成AIのアプリケーションへのサービス拡張も視野に入れています。両社の持つ人材と技術を組み合わせ、「シャドーAI」対策を起点とした企業全体のAIガバナンスを支えるセキュリティサービスの創出を目指す方針です。

機密情報入力時の警告画面

DNPはFoltaとの協業を通じて、AI時代に求められるセキュリティサービスを開発し、企業や団体におけるAIの活用から業務高度化までを支援していくとしています。


ソース元:
生成AIの“安全な業務利用”を支えるFoltaと資本業務提携
https://www.dnp.co.jp/news/detail/20178212_1587.html

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