デジタルデータソリューション、ベトナムでセキュリティフォーラム開催 150社超が参加
デジタルデータソリューション株式会社は2026年4月10日、ベトナム・ハノイにてセキュリティフォーラム「Vietnam Data Security Summit 2026」を開催しました。サイバー攻撃の増加と法規制強化が進むベトナム市場を背景に、外国直接投資(FDI)企業など150社以上の代表者が参加し、サイバーセキュリティの専門家が多層防御の重要性を提言しました。
ベトナムで高まるサイバーリスク、日本企業が対策提言
見出し
デジタルデータソリューション株式会社は2026年4月10日、ベトナムのハノイ国立コンベンションセンターで、セキュリティフォーラム「Vietnam Data Security Summit 2026」を開催しました。サイバー攻撃の増加とセキュリティ関連法制の強化が進むベトナム市場を背景に、同フォーラムには外国直接投資(FDI)企業など150社以上の代表者が参加。日越の専門家がサイバーリスクに対する企業の対策について活発な議論を交わしました。
厳しさ増すベトナムのサイバー環境、法規制も強化
ベトナムではサイバーセキュリティを取り巻く状況が厳しさを増しています。国家サイバーセキュリティ協会(NCA)の発表によると、年間のサイバー攻撃推計件数は2024年に約65.9万件、2025年には約55.2万件と高水準で推移しており、企業は深刻なサイバーリスクに直面しています。
また、2026年1月1日には「個人データ保護法」が施行されました。この法律は政令から法律へと格上げされたことで、法的拘束力および罰則の範囲が大幅に強化されています。違反やデータ漏洩に対しては、最大30億ベトナムドン、または年間売上高の5%に相当する罰金が科される可能性があり、企業に対する規制は一段と厳格化しています。こうした背景から、企業におけるセキュリティ対策の重要性は一層高まっています。
進化する脅威に「多層防御」不可欠か、DDS熊谷社長が強調
フォーラムでは、デジタルデータソリューションの代表取締役社長である熊谷 聖司氏が登壇しました。熊谷氏は、日本国内で累計約58万件以上のデータインシデント対応実績を持つセキュリティの専門家として、日本におけるサイバー攻撃被害の実態と、企業が取るべき基本的なセキュリティ対策を解説しました。
同氏は、インターネット環境を人間の免疫システムに例え、現代のサイバーセキュリティが抱える本質的な課題を説明しました。既知の脅威には対応できても、日々約120万件規模で新たなマルウェアが生成・拡散される現状では、未知の脅威の発生は避けられないと指摘。従来のファイアウォールやアンチウイルスといった防御策のみでは、すべての脅威に十分に対応することは困難であるとしました。
さらに、脆弱性を突いた攻撃やサプライチェーン攻撃など、複雑化するサイバー攻撃の手法について解説し、ベトナムの主要企業においてもランサムウェア被害が発生している実態を示しました。これらの状況を踏まえ、複数の対策を組み合わせた「多層防御」の導入が、外部への情報流出を防止する上で有効であると提言しました。
DDS、世界シェアNo.1目指しグローバル展開を加速
デジタルデータソリューションは、「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します」という理念のもと、「サイバーセキュリティ事業」「フォレンジクス事業」「データリカバリー事業」の3事業を展開しています。同社は、今後も世界シェアNo.1のデータソリューションカンパニーを目指し、サイバーセキュリティ事業を中心にグローバル展開を推進していくとしています。累計約58万件以上のデータインシデント対応で培った知見を基盤に、セキュリティ対策の高度化とその普及を通じて、安全で信頼性の高いデジタル社会の実現に貢献する方針です。
デジタルデータソリューション株式会社の概要は以下の通りです。
名称:デジタルデータソリューション株式会社
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15階
代表者:代表取締役社長 熊谷 聖司
設立:1999年6月
資本金等:3億4,000万円(2025年8月末日時点資本準備金を含む)
事業内容:サイバーセキュリティ事業、フォレンジクス事業、データリカバリー事業
ウェブサイト:https://digitaldata-solution.co.jp/
ソース元:
デジタルデータソリューションが、ベトナムにてセキュリティフォーラム「Vietnam Data Security Summit 2026」を開催【セミナーレポート】
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カテゴリ:企業動向
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