企業動向

Inmarsat MaritimeのNexusWave、日本海事協会から最新サイバーセキュリティ基準の認証を取得


Viasat傘下のInmarsat Maritimeは、同社の完全管理型統合接続サービス「NexusWave」が日本海事協会(ClassNK)よりサイバーセキュリティ型式承認を取得したことを発表しました。これにより、NexusWaveの船内情報通信技術(ICTアーキテクチャ)が国際船級協会連合(IACS)の最新サイバーセキュリティ基準「UR E27(Rev.1)」に完全に準拠していることが公式に認められました。

Inmarsat MaritimeのNexusWave、IACSサイバーセキュリティ基準に準拠

英国ロンドンに本社を置くInmarsat Maritimeは、同社の完全管理型統合接続サービス「NexusWave」が、日本海事協会(ClassNK)からサイバーセキュリティ型式承認を取得したと2026年6月11日に発表しました。この認証は、NexusWaveの船内情報通信技術(ICTアーキテクチャ)および関連機器が、国際船級協会連合(IACS)が定める最新のサイバーセキュリティ統一要件「UR E27(Rev.1)」に完全に準拠していることを裏付けるものです。

海事分野で高まるサイバーレジリエンスの重要性

近年、海事分野におけるサイバー攻撃のリスクは増大しており、船舶の安全かつ信頼性の高い運用を確保するためには、強固なサイバーセキュリティ対策が不可欠となっています。IACSが定めるUR E27は、船内システムおよび機器のサイバーレジリエンス(サイバー耐性)に関する必須要件を規定しており、サイバー攻撃の発生を低減し、その影響を軽減するためのシステム設計を求めています。

今回のClassNKによる評価では、NexusWaveの各コンポーネント単体だけでなく、船内ネットワーク機器、オーケストレーションプロセス、マネージドサービスエッジインフラストラクチャを含む関連する船内ICTアーキテクチャ全体が考慮されました。システムを統合されたICTアーキテクチャとして評価することで、UR E27の趣旨に沿ったNexusWaveのシステムレベルでのサイバーレジリエンスが証明された形です。

IT技術者らしき3人の男性がサーバーラックの前に集まり、機器の点検や作業を行っています。

関係者のコメント

Inmarsat Maritimeのゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントであるGert-Jan Panken氏は、サイバーレジリエンスが船主にとって重要な運用要件であるとし、「今回のClassNKによるサイバーセキュリティ認証は、NexusWaveが設計段階から高い安全性と耐障害性を備えるよう開発されていることを第三者機関が独立して証明するものです」とコメントしています。また、海上における重要業務アプリケーションの運用や、進化するコンプライアンス要件への対応に必要な運用上の信頼性をお客様へ提供するという同社の取り組みを、さらに強化するものとしています。

一方、ClassNKの機関部部長である岡本太郎氏は、「本認証は、NexusWaveの船内ICTアーキテクチャおよび関連機器がIACS UR E27の適用要件に適合していることを当協会が検証した結果によるものです」と述べ、Inmarsat Maritimeのような衛星通信業界における先進企業との協力が、船舶におけるサイバー耐性技術の導入を支援する上で重要な一歩となるとの見解を示しました。

Inmarsat MaritimeとViasatについて

Inmarsat Maritimeは、米国に本社を構えるグローバル通信企業Viasat(NASDAQ:VSAT)グループの一員です。40年以上にわたる経験を活かし、船主および船舶運航者が常時接続を維持し、安全な航海、運航効率の向上、乗組員の福祉向上を実現できるよう、信頼性の高い革新的なソリューションを提供しています。

Viasatは、世界中のあらゆる人々とあらゆるものをつなぐことを目指すグローバル通信企業です。2023年5月にInmarsatの買収を完了し、両社のリソースを統合することで、より広範なグローバル通信パートナーとしての体制を構築しています。

関連情報

より詳しい情報は、以下の公式サイトをご覧ください。


ソース元:

「【プレスリリース】 インマルサットのNexusWaveが、最新のIACSサイバーセキュリティ基準において日本海事協会の認証を取得」

(URLは提供されたプレスリリースに含まれる配信元へのリンクであり、記事のルールに基づき省略します)

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