企業動向

ラクス、共通ID基盤「楽楽従業員ポータル」に多要素認証(MFA)を導入 セキュリティと利便性を両立


株式会社ラクスは、共通ID基盤「楽楽従業員ポータル」に多要素認証(MFA)機能の提供を2026年6月18日より開始しました。これにより、ID・パスワード認証に加え、認証アプリなどを活用した本人確認が可能となり、不正アクセスや情報漏洩のリスク低減と従業員の利便性向上を目指します。

サイバーリスク増大への対応

近年、クラウドサービスの普及に伴い、フィッシング詐欺やパスワードの使い回しを狙ったサイバー攻撃が深刻化しています。単一のID・パスワード認証だけでは不正アクセスへの対応が不十分である一方、パスワードルールを厳格化すると従業員の利便性が低下するという課題がありました。同社は、こうした背景を踏まえ、強固なセキュリティと利便性の両立を目指し、今回の多要素認証導入に至ったとしています。

新機能「多要素認証(MFA)」の概要

今回提供が開始された多要素認証(MFA)機能は、企業のセキュリティを強化しつつ、管理者と利用者の業務を円滑に進めるための機能です。

1. 強固な認証とバックアップ認証

従来のID・パスワードに加え、認証アプリを用いた多要素認証を必須化することで、パスワードが流出した際でも第三者による不正アクセスを強固に防ぎます。また、スマートフォン端末の紛失といった事態に備え、従業員自身でログイン手段を確保できる「メール認証(バックアップ認証)」にも対応しています。これにより、万が一のトラブル時にも管理部門への問い合わせ集中を防ぎ、スムーズな運用を可能にしています。

2. シングルサインオン(SSO)によるシームレスなアクセス

多要素認証で楽楽クラウドの各サービスに安心・安全にログイン

「楽楽従業員ポータル」へのログイン時に一度多要素認証を完了すれば、シングルサインオン(SSO)により、「楽楽クラウド」内の契約中サービスや連携している外部システムへ、追加の認証なしでシームレスにアクセスできるとしています。

「楽楽従業員ポータル」とは

「楽楽従業員ポータル」は、業務支援クラウドサービスの統合ブランド「楽楽クラウド」の共通ID基盤です。一度のログインで各サービスにアクセスできるシングルサインオン(SSO)や、社員情報の一元管理により、従業員の利便性向上と管理部門の負担軽減を実現します。同社のクラウドサービスは累計約10.8万社以上に利用されています(2026年3月時点)。

今後の展望

「楽楽従業員ポータル」は、今後も「楽楽クラウド」をはじめとする各種クラウドサービスとの連携を順次拡大し、より快適な業務環境を構築することで、ラクスが目指す「統合型ベストオブブリード」を実現していくとしています。また、パスキーなどのさらなる認証方式の採用や、部門・役職情報連携の追加など、継続的な機能強化にも注力する方針です。

株式会社ラクス 会社概要

  • 本社: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿

  • 設立: 2000年11月1日

  • 資本金: 3億7,837万円

  • 代表者: 代表取締役 中村崇則

  • 事業内容: クラウドサービス事業

  • 会社HP: https://www.rakus.co.jp/

ソース元

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