企業動向

Cohesity、企業のAIレジリエンス強化へデータ保護・セキュリティ機能を拡充


Cohesityは、企業におけるAI活用を支える基盤を強化するため、データ保護およびセキュリティポートフォリオの機能拡張を発表しました。ソブリンクラウド対応の強化、脅威検知機能の拡充、AIによるインサイト生成、ミッドサイズ企業向けの新パッケージ提供が含まれます。

Cohesity、企業のAIレジリエンス強化へデータ保護・セキュリティ機能を拡充

AIを活用したデータセキュリティのリーダーであるCohesity(コヒシティジャパン合同会社、東京都港区)は、このほどデータ保護およびセキュリティポートフォリオ全体にわたる新たな機能強化を発表しました。これにより、企業におけるAIレジリエンスを支える基盤をさらに強化するとしています。今回のアップデートは、イベント「Cohesity Catalyst on Tour」で発表されたものです。

同社のバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)であるヴァス・マーシー氏は、「AIの普及により、データの価値が高まる一方でリスクも増大しています。現代の企業には、脅威を早期に検知し、クリーンな状態へ迅速に復旧し、複雑な環境全体を統制できる能力が、求めるスピードとスケールで求められています」と述べています。また、Cohesity Japanの代表執行役員社長である田中良幸氏は、「生成AIの活用が広がる中で、企業にとってデータは競争力の源泉であると同時に、守るべき重要な資産です。AIを安全に活用していくためには、データの保護、セキュリティ、そして迅速な復旧を包括的に実現する“AIレジリエンス”が不可欠です」とコメントしています。

ソブリンクラウド要件に対応、データ保護を強化

企業データを保護するためには、規制や管轄、データ所在に関する要件の変化への対応が求められています。Cohesityは、ソブリンクラウドのエコシステムにおいて協業を強化しており、AntemetAおよびSingtelとの新たなパートナーシップを発表しました。これらは、同社がAWS European Sovereign Cloudのローンチパートナーであること、またGoogle Cloud Ready Regulated and Sovereignty Solutionsパートナー認証を取得していることに続く動きです。さらにカナダでは、Micrologicとの協業により、ソブリンクラウド型のデータ保護サービスを提供しています。

脅威検知と安全な復旧機能の拡充

AIを実運用する中で、AIツールやエージェントによって生じる新たなリスクに対応するため、セキュリティと復旧機能の進化が求められています。Cohesityは、脅威検知および復旧機能を強化し、組織が悪意ある活動を早期に検知し、安全な状態へ迅速に復旧できるよう支援するとしています。主な機能強化は以下の通りです。

  • セルフマネージド型Cohesity FortKnox環境向け統合脅威スキャン: デジタル主権要件を持つ顧客や、隔離されたダークサイト環境で運用する顧客向けに、保管データの脅威スキャンを実行し、復旧前にクリーンな復旧ポイントを確認できます。

  • ダークサイト環境向けCohesity Data Cloudの統合脅威スキャン: インターネットから完全に切り離された環境でも、マルウェアや侵害指標(IOC)のスキャンを可能にし、厳格な環境でもレジリエンスを確保します。

  • Cohesity NetBackup Flex Appliance向け自己暗号化ドライブおよびマルウェアスキャン: 保存データを保護するとともに、アプライアンス内で直接マルウェア検知を実行し、コンプライアンスとセキュリティを強化します。

  • 宣言型設計によるクラウドアプリケーション環境の復旧: Infrastructure as Codeの構成を信頼できるベースラインとしてクラウド環境を再構築し、復旧の迅速化、構成ドリフトの削減、脆弱性の再導入リスク低減を実現します。

また、Cohesityは最近、Googleとの協業による新しいセキュリティ機能も発表しています。これには、Google Cloud上のCohesity FortKnoxのマネージドサービス提供や、Cohesity Data CloudとGoogle Threat IntelligenceおよびGoogle Private Scanningの統合が含まれます。これにより、Google Cloud環境でもサイバーボールト機能を拡張し、バックアップおよび復旧プロセス内で安全なサンドボックス検査を実施することで、データ復旧前に潜在的な脅威を特定できるようになります。

AIによるイノベーション加速を支援

保護とセキュリティが確保されることで、企業はイノベーションに注力できるとしています。Cohesity Gaiaは、Cohesity Data Cloudで保護されているデータからインサイトを生成する機能を提供します。AIビジョンの発表の一環として、CohesityはModel Context Protocol(MCP)によるフェデレーテッドセマンティック検索を導入しました。これにより、GleanなどのAIベースの企業アプリケーションが、統制されたバックアップデータへ安全にアクセスできるようになります。さらに同社は、Cohesity Gaia Catalogの早期アクセスも発表しました。これにより、チームはDatabricksやMicrosoft Fabricなどの分析プラットフォームから、保護されたデータを直接検索・利用できるようになるとのことです。

ミッドサイズ企業向けアクセスを拡大

より多くの企業が安全にAI活用とイノベーションを進められるよう、Cohesityは「Cohesity Essentials」を発表しました。これはミッドサイズ企業向けに設計されたシンプルな価格体系とパッケージで、エンタープライズ向けサイバーレジリエンスプラットフォームを、複雑さや運用負担を抑えた形で提供するものです。これにより、高度なデータ保護、セキュリティ、AIによるインサイト機能を、より多くの企業が利用できるようになるとしています。

Cohesityは、世界中のデータを保護し、セキュリティを強化し、インサイトを提供しているAIを活用したデータセキュリティのリーダーです。同社は、Global 500の約70%を含む、140以上の国の顧客に信頼されていると説明しています。

ソース

Cohesity、企業のAIレジリエンス強化に向けデータ保護とデータセキュリティ機能を拡充
https://www.cohesity.com/newsroom/press/cohesity-strengthens-data-protection-and-security-to-advance-enterprise-ai-resilience/

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著者紹介:press

press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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