FIDOアライアンスとは
FIDOアライアンスは、世界の主要テクノロジー企業、政府機関、金融機関などが参加する国際団体です。パスワードへの依存を低減し、フィッシング攻撃に強い認証エコシステムの普及を目指しています。特に、公開鍵暗号方式を基盤としたパスキーや、相互運用可能な次世代多要素認証(MFA)の技術標準の策定に注力しているといいます。
現在、Apple、Microsoft、Google、OpenAIといったグローバルIT企業に加え、Samsung ElectronicsやSK Telecomなどの韓国企業、さらに各国の政府機関や研究団体、金融機関など、認証分野を広くカバーする多様な組織が加盟しています。
S2Wが取り組む新たな脅威対策
パスキー認証の普及が進む一方で、攻撃者はセッションの乗っ取りやアカウント復旧手続きの悪用、デバイス登録の不正操作など、攻撃手法を多様化させています。
S2Wは、従来のID・パスワードベースのセキュリティ体制の脆弱性に対応しつつ、新たな認証制度の普及に伴い高度化するサイバー攻撃への先制的な対策を推進するとしています。同社はダークウェブのモニタリングを基盤とした高度なCTI技術を活用し、FIDOベースの認証環境を狙う新たな脅威を迅速に検知・分析する方針です。
また、サイバー犯罪エコシステムの変化をリアルタイムで追跡することで、認証システム全体に対する脅威の把握を支援し、より強固なゼロトラスト・アーキテクチャの構築に貢献していくとしています。
FIDOアライアンスのCEO、アンドリュー・シキアー氏は「S2Wが有する高度な脅威インテリジェンスの知見とサイバー犯罪環境への深い洞察は、フィッシング耐性の高い認証システムや強固なゼロトラストモデルの高度化を目指すFIDOコミュニティにとって、貴重な視点をもたらすものと期待しています」と述べています。
S2Wの徐尚徳代表は「FIDOの標準化された認証システムとS2WのCTI技術を有機的に組み合わせることで、パスワードレス認証環境におけるセキュリティの信頼性向上を図ってまいります。グローバル会員企業との緊密な協力を通じて、新たな攻撃手法に対応する高度な予防体制を構築し、ゼロトラストセキュリティモデルのさらなる高度化に貢献してまいります」とコメントしています。
S2Wについて
S2Wは2018年9月に設立された、ダークウェブビッグデータ分析AI専門企業です。2023年には世界経済フォーラム(WEF)の「最も有望なテクノロジーパイオニア100社」の1社に選定されています。
2020年には国際刑事警察機構(ICPO)のパートナー企業に選定され、国際社会の安全保障強化のための捜査協力を継続。2024年7月からはマイクロソフトの「セキュリティコパイロット」にデータを提供し、機関や企業への技術協力を進めています。また、2025年10月にはICPOが主導する官民協力プログラム「Gatewayイニシアチブ」の世界12番目のパートナーとして、韓国から初めて選定された実績があります。
同社の主な製品には、公共部門・政府機関向けのサイバー犯罪捜査ビッグデータソリューション「XARVIS(ザービス)」、民間企業・機関専用のサイバー脅威インテリジェンスソリューション「QUAXAR(クェーサー)」、産業用生成AIソリューション「SAIP」があります。
公式サイト:
https://s2w.inc/ja
ソース元
S2W、グローバルなオンライン認証の標準化機構「FIDOアライアンス」に加盟
