企業動向

AppHarbr、アプリ内広告品質が収益向上に寄与と解説 日本向けに新知見公開


アプリ内広告品質管理ソリューションを提供するAppHarbrは8月8日、日本のアプリ事業者向けに、広告品質の向上が広告収益やユーザー維持率に与える影響に関する最新知見を公開しました。従来の「広告をブロックすると収益が下がる」という認識に対し、ユーザー体験を損なう広告の適切な管理が、収益向上とユーザー満足度の両立につながると指摘しています。

広告ブロックと収益、新たな視点

従来、アプリ内広告の運用では「広告をブロックすると収益が下がる」という考え方が一般的でした。しかし、AppHarbrの分析や海外事例によると、ユーザー体験を著しく損なう広告を適切に管理することで、広告収益(eCPM・ARPU)とユーザー維持率の向上が期待できるとしています。

具体的には、以下のような広告がユーザー離脱や低評価レビューの原因となると指摘されています。

  • スキップできない長時間のインタースティシャル広告

  • 閉じるボタンが反応しない広告

  • 誤認を誘うUIを使用した広告

  • 強制クリックや不正なリダイレクトを伴う広告

これらの広告は一時的に収益を生む一方で、ユーザーのエンゲージメント低下を招く要因となる、と同社は分析しています。

広告品質はLTVにも影響

AppHarbrの分析では、広告品質の低下は広告収益レポートに直接現れるものではなく、セッション時間の短縮、継続率(Retention)の低下、LTV(顧客生涯価値)の低下、アプリストア評価の悪化といった指標に影響を及ぼすとしています。

同社の調査では、ユーザーの行動に関する以下のような結果が確認されています。

  • ユーザーの約58%が煩わしい広告をきっかけにゲームを途中で終了

  • 同じような広告を繰り返し表示された場合、約84%がアプリをアンインストール

  • 誤認を誘う閉じるボタンを表示した広告では約93%がプレイを中断

これらの結果は、広告品質がユーザー体験に直結し、アプリの長期的な成功に不可欠であることを示唆しています。

悪質広告ブロックで表示機会は維持

AppHarbrのソリューションは、品質基準を満たさない広告をブロックした場合でも、広告枠自体を削除するわけではないと説明しています。代わりに新たな広告オークションを実施し、条件を満たした別の広告へ置き換えることで、広告表示機会を維持しながら広告品質の改善を実現できる点が特徴です。

実際にAppHarbrを導入した企業では、広告品質の改善とともに収益やユーザー指標の改善が報告されています。

  • TapNationでは広告品質管理の導入後、ARPUが約8.5%向上

  • VoodooではARPUが約5%向上し、広告品質確認にかかる工数を約50%削減

  • FunCorpではリテンションが約6%向上、広告関連サポート問い合わせが約25%減少し、広告品質確認作業も約30%削減

AppHarbrは、広告品質がユーザー体験の向上だけでなく、収益最大化のための重要な要素であるとの見解を示しています。広告配信量を増やすだけでは持続的な収益成長は困難であり、ユーザーが安心して利用できる広告体験の提供が、長期的なLTVや広告収益額の向上につながるとしています。

同社は、今回公開した知見を通じて、日本国内のアプリ事業者が広告品質管理の重要性を理解し、ユーザー保護と収益向上の両立を実現する一助となることを期待しています。

AppHarbrは、アプリ内広告品質管理プラットフォームを提供しており、広告配信前にクリエイティブをリアルタイムで検査し、マルバタイジング、不正リダイレクト、誤認を招くUI、スキップ不可広告、長尺動画広告などを検知・ブロックします。広告枠を維持したまま安全な広告へ置き換えることで、ユーザー体験の向上と広告収益の最大化を支援しています。

関連資料は以下をご確認ください。

ソース: AppHarbr、広告品質が広告収益向上につながるメカニズムを解説 日本のアプリ事業者向けに最新知見を公開、https://minio.s-pst.com/monolab/plugins/64d153351ed3a2ac4013460a461b1eac.webp

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