企業動向

AiLiNK、AIガバナンスSaaS「AI Governance by AiLiNK」を提供開始 シャドーAI検知から経営説明責任まで一気通貫で支援


株式会社AiLiNKは2026年6月24日、シャドーAI検知から経営への説明責任までを一体化したAIガバナンスSaaS「AI Governance by AiLiNK」の提供を開始しました。法規制や技術、現場の変化に対応するガイドライン最適化、AI人材育成、経営のAX推進までを支援し、組織のAI活用を効率化します。

背景:AIガバナンスの必要性高まる

生成AIの業務活用が急速に拡大する一方で、企業側の対応は後手に回る傾向にありました。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、「AIの利用をめぐるサイバーリスク(シャドーAIを含む)」が初めて3位にランクインしています。また、EU AI Actが2026年8月より段階的に適用開始となるなど、AIガバナンスへの対応は喫緊の経営課題となっています。

現在の主流な対策は「禁止・ブロッキング」ですが、これは現場の創意工夫を阻害し、シャドーAIの根本的な解決には至っていません。同社は自社検証の結果から、ブロッキングではシャドーAIを防げないという見解を示しており、これとは異なるアプローチで問題解決に取り組んでいます。

プロダクト概要:「AI Governance by AiLiNK」とは

「AI Governance by AiLiNK」は、Chrome拡張機能ベースで社内のAI利用状況をリアルタイムで収集・可視化するAIガバナンスプラットフォームです。現場、人事(HR)、経営の3つの視点が自然に連携することで、組織のAI活用を継続的に最適化できるとしています。

法規制、技術、そして現場の実態が変化し続ける現代において、ガイドラインが現状に即していなければ、AI人材育成も経営への説明責任も機能しないという課題に対応。同サービスは、この循環を継続的に支える基盤として設計されています。

主な機能:組織のAI活用を最適化する6つの柱

「AI Governance by AiLiNK」は、以下の6つの主要機能を通じて組織のAI活用を支援します。

AiLiNKの6つの主要機能
  1. シャドーAI検知・違反モニタリング:許可されていないAIツールの利用をリアルタイムで検知し、管理者が現場の実態を正確に把握できるようにします。
  2. ガイドライン最適化:社内外の変化に合わせてAIガイドラインを継続的に更新し、常に最適な状態を保ちます。
  3. 個人AI活用診断:社員一人ひとりのAI活用レベル、タイプ、遵守度を週次でスコア化し、組織の人材育成に役立てます。
  4. マイクロラーニング・習熟度チェック:3分単位の生成AI基礎学習コンテンツを提供。スキルスコアと連動し、習熟度に応じた学習を促します。
  5. 組織診断レポート:組織全体のAI活用の健全性をスコアと診断レポートで継続的に管理し、現状把握から改善アクションまでを支援します。
  6. ナレッジ標準化・共有:AI活用のノウハウを属人化させず、組織全体で共有することで、個人の知見を組織の資産として蓄積します。

代表取締役コメント:現場と経営をつなぐ共通基盤の重要性

代表取締役の石川 凜氏は、生成AIへの向き合い方が企業によって様々である現状に触れ、「積極的に推進したい経営者もいれば、リスクを慎重に見極めたい現場もある。その中で情シスやDX推進担当者は、限られたリソースで全社のAI活用を前に進めなければならない状況に置かれています」と述べています。

さらに、「法規制・技術・現場の実態が変わり続ける中で、ガイドラインが現実に追いついていなければ、組織はAIを正しく使いこなせない。これは一つの部署が抱えられる問題ではなく、部署を超えた体制で取り組むための共通の土台が必要だと考えています」とし、まず先行導入企業と共に答えを作り上げていきたいという意向を示しています。

会社概要

株式会社AiLiNKは、2025年11月19日に設立された企業です。代表取締役は石川 凜氏。東京都港区赤坂9-6-29 パシフィック乃木坂605号室に本社を置き、AIガバナンスSaaSおよびAI活用診断ツールの開発・提供を事業内容としています。

関連リンク:

ソース元:株式会社AiLiNK プレスリリース「株式会社AiLiNK、シャドーAI検知から経営への説明責任まで一体化したAIガバナンスSaaSの提供を開始」

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