NECへのサイバー攻撃、情報流出等被害は確認されずと発表
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昨日報道されたNECへのサイバー攻撃について、NECが情報流出等被害は確認されていないとするプレスリリースを発表しました。
NECによると攻撃は2016年12月から行われており、2017年6月に外部への不正な通信を検知し感染したPCの隔離、調査、不正通信先の検知遮断を行ったということです。
防衛事業部門で使用している他部門との共有サーバーがターゲットとなっており、通信は暗号化されていたとのこと。2018年7月にこの暗号の解読に成功し、この事実が明らかになったということです。
情報流出の被害は確認されておらず、秘密や個人情報は含まれていないということです。
一般に防衛にかかわる部署等は情報管理が厳しく、ネットワークで他部門と共有できる情報はごく一般的な情報に限られます。それゆえに信ぴょう性は高いと考えられますが、上記の情報によると暗号化された通信は何も情報を取り出せない通信をしていたことになります。
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カテゴリ:サイバー攻撃,セキュリティニュース
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