NECにサイバー攻撃、約28,000ファイルが流出の可能性
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NECが2018年までの数年にわたって中国系組織からのサイバー攻撃を受け、28,000点のファイルが流出した可能性があると共同通信が伝えました。
先日の三菱電機へのサイバー攻撃でも防衛関連情報などの流出が危惧されたばかりですが、今回も大手電機メーカーということで同様の懸念が抱かれているようです。
中国系組織でサイバー攻撃といえば、特に防衛・航空宇宙などの分野の企業をターゲットに活動し、三菱電機への攻撃でも話題に上ったTickによるものである可能性があります。
NHKによると、
この中には潜水艦用のセンサー技術といった防衛に関するものも含まれていたということですが、NECは「日頃からネットワークに対して不正アクセスの試みが疑われる事例はあるが、情報流出などの被害は確認されていない」としています。
と報道されています。
また日本経済新聞社は
同社は防衛装備品を手掛けており、関連情報が流出した恐れがあるという。
としています。
なお、1月31日午前2時現在、NEC公式サイトではまだコメントやリリースはないようです。
■続報です。
NECより情報流出等被害は確認されずとするプレスリリースが発表されました。
続報:NECへのサイバー攻撃、情報流出等被害は確認されずと発表
■続報です。
NECへの攻撃は2014年の子会社攻撃からか、通信ログも一部削除される
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カテゴリ:サイバー攻撃,セキュリティニュース
タグ:NEC