マクニカとUnitree、日本市場でPhysical AIソリューションの協業を開始
株式会社マクニカは、中国のロボティクスメーカーUnitreeと覚書を締結し、日本市場におけるPhysical AIソリューションの共同検討と市場展開を開始すると発表しました。ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを活用し、日本の人口減少や労働力不足に対応するAIロボティクス基盤の社会実装を推進します。
マクニカとUnitree、日本市場でPhysical AIソリューションの協業を開始
株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市)は、中国のロボティクスメーカーであるYuShu TECHNOLOGY CO., LTD(Unitree、本社:中国浙江省杭州市)と、日本市場におけるPhysical AIソリューションの共同検討および市場展開に向けた覚書(MOU)を締結したと2026年4月24日に発表しました。この協業は、Unitreeが展開するヒューマノイドロボットおよび四足歩行ロボットと、マクニカが有する先端技術・ソリューションを組み合わせることで、深刻化する人口減少や労働力不足への対応を目指すものです。
協業の背景と目的
日本では人口減少や労働力不足が深刻な社会課題となっており、その解決策の一つとしてヒューマノイドをはじめとするロボティクスの活用に大きな期待が寄せられています。しかし、企業が自らロボットを導入し、実環境での検証を行うには、データ収集、シミュレーションを活用した強化学習、実機検証といった一連のプロセスにおいて、検証環境の構築や専門人材の確保が大きなハードルとなっています。
この課題に対し、Unitreeはヒューマノイドロボットおよび四足歩行ロボットの開発実績と高い量産力、コスト競争力を持ち、世界のPhysical AI発展を牽引するメーカーとして知られています。一方、マクニカはロボティクス分野において、学習・推論基盤からエッジAIまでのハードウェア提供に加え、データ収集から実機検証までを一貫して支援する技術検証・開発基盤を提供し、ロボティクスの社会実装を加速させてきました。
両社は、それぞれの強みを活かし、日本市場におけるPhysical AIの社会実装に向けた新たな可能性を検討するため、長期的な協業関係を視野に入れたMOUを締結しました。
協業の主な内容
今回の協業では、以下の3つの柱を中心に推進されます。
- 実環境を再現するPhysical AI基盤の構築
マクニカがこれまで提供してきたデジタルツインと実機を連携させたPhysical AI検証基盤に、Unitreeのヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを組み合わせることで、より包括的なPhysical AI基盤の構築を目指します。 - データに基づくSim2Real検証と実践的技術支援
ロボット実機から収集したデータを活用し、デジタルツインの構築、シミュレーションによるデータ生成、AIモデルのファインチューニング・学習、そしてモデルの実機動作検証までを一貫してマクニカ内で実施します。Unitreeからの技術支援も受けながらナレッジを蓄積し、顧客の現場に即した実践的な技術支援を提供します。 - 共同マーケティングによる市場展開
Unitreeとマクニカは共同でマーケティング活動を展開し、日本市場におけるPhysical AI活用の普及を加速させていく方針です。
今後の展望
マクニカは、Unitreeとの協業を通じてPhysical AIにおける業界横断的な価値創出を加速させ、日本社会の未来を支えるAIロボティクス基盤の社会実装を推進していくとしています。
Unitreeは、ヒューマノイドロボット「G1」「H1」「R1」や四足歩行ロボット「Go2」「B2」「A2」などを開発・製造するロボティクス企業です。研究開発力を強みとし、産業用途から先端研究分野まで幅広い領域でロボット技術の可能性を追求しています。
- Unitreeのウェブサイト: https://www.unitree.com/
株式会社マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとするサービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域91拠点で事業を展開し、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
- マクニカのウェブサイト: http://www.macnica.co.jp
ソース元情報
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