内部不正の脅威と多様化する漏えい経路
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情報漏えいリスクは、現代において深刻さを増しています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表する「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、「内部不正による情報漏えい」が2016年から11年連続でトップ10にランクインしており、企業にとって優先的に取り組むべき課題として認識されています。
近年では、サイバー攻撃の高度化に加え、Web会議ツールの普及やハイブリッドワークの定着により、情報の持ち出し経路が複雑化しています。これにより、組織は「外からの防御」と「内からの防御」の両面から情報の動きを正確に把握し、不正を未然に防ぐ仕組みがこれまで以上に求められている状況です。
IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026」については、以下のリンクで詳細を確認できます。
情報セキュリティ10大脅威 2026
操作ログ機能と個人情報探査機能が強化
ISM CloudOneのVer.7.11iでは、内部不正対策として以下の主要機能が強化されました。
多様な業務操作を網羅する操作ログ取得範囲の拡大
現代のビジネスシーンで利用頻度が高く、情報漏えいの盲点となりやすい操作のログ取得が可能となりました。これにより、より精緻な証跡管理が実現します。
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FTP操作ログ:外部サーバーへのファイル転送状況が記録されます。
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クリップボードログ:テキストやファイルパスのコピー操作が記録され、意図しないデータのコピーを抑止します。
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Web会議ログ:ZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議の開始・終了時刻が記録され、テレワーク環境下での業務状況が可視化されます。
なお、これらの操作ログ種別は、「クライアント操作ログオプションPlus」の購入者のみが適用対象となるとしています。
個人情報探査機能による重要情報の可視化とリスク管理
PC内に存在する個人情報の所在を自動で特定・可視化する機能が追加されました。
この機能では、氏名や電話番号などの個人情報をポイント換算し、設定した閾値を超えたファイルを「個人情報ファイル」として自動で特定・仕分けします。特定された重要ファイルに対してコピーや移動、ファイル名変更などの不審な操作が行われていないかを監視することで、管理者はPC内における個人情報の保有状況とリスクをひと目で把握できるとしています。
ISM CloudOneのサービス詳細は、以下のウェブサイトで確認できます。
ISM CloudOne
今後の展望
クオリティソフトは、今後も「ISM CloudOne」を通じてユーザーの利便性を追求し、エンドポイントセキュリティのさらなる進化を目指すとしています。企業のITガバナンス強化と安全なビジネス環境の構築を支援していく方針です。
クオリティソフト株式会社の企業情報は以下のリンクから確認できます。
クオリティソフト株式会社
ソース元
クオリティソフト、IT資産管理「ISM CloudOne」の操作ログ機能を大幅強化
https://www.qualitysoft.com/news/detail_20260519/
