【重要なお知らせ】メルカリ ご利用確認のお願い [メールコード M814]というメールがフィッシング詐欺か検証する


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【重要なお知らせ】メルカリ ご利用確認のお願い [メールコード M814]というメールがフィッシング詐欺か検証します。

一時的に利用を制限しているとして、本人確認を促す内容となっています。

メルカリ からのメール

このたびはメルペイのご利用に際し、ご不便をおかけし申し訳ございません。

メルカリグループでは、不正利用防止および利用者保護の観点より、一時的にご利用を制限または、一部のお店や購入される商品によっては決済をご利用いただけない場合がございます。

本人確認の強化を行なっております。

「24時間以内」に下記リンクより認証を完了させてください。

メルカリ サインイン

お客さまにはご不便をおかけし誠に恐れ入りますが、皆さまに安心・安全にご利用いただくための対応となっております。

なお、当社の判断基準や詳細についてはご案内ができかねますことをご了承ください。

ご理解とご協力をお願いするとともに、今後ともメルカリをよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーー

株式会社メルペイ

[メールコード M5694]

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※株式会社メルペイはメルカリの決済サービスを運営しています

@ Mercari, Inc

「メルカリ お支払い予定金額のご案内」というメールと内容は同一です。

送信元を調べてみます。

 送信者名はメルカリ、送信元メールアドレスとReturn-Pathは mercari.jp と正規のドメインが設定されています。

送信元サーバーを調べてみます。

 mercari.jpというホスト名を自称していますが、106.12.57[.]114というIPアドレスが出ているのでこちらから追いかけます。

 すると、どうやら中国江蘇省蘇州のサーバーのようです。

ここもメルカリを騙る他のフィッシング詐欺メールと同様です。

メール本文中に、

 というフォント指定が多数あります。

微软雅黑はWindowsにインストールされている簡体字中国語のフォントです。

次に、メール本文中のリンク遷移先についても調べてみます。

 リンク先のドメインは、https://www.mesoocri[.]com/ だと分かりました。

このドメインのwhois情報を見てみると、

 登録はマレーシアのクアラルンプールとなっていますが、詳細はプライバシーサービスで伏せられています。

さて、安全を担保してこのURLにアクセスしてみます。

すると、

このようにメルカリの偽サイトが運用されていました。

IPアドレスは107.172.73[.]137です。

つまり、先のメルカリ偽サイトと同様のサーバーで運用されていることが分かります。

この偽サイトのソースを見ると、

 のように、やはり中国語のコメントが目につきます。

【重要なお知らせ】メルカリ ご利用確認のお願い [メールコード M814]というメールはフィッシング詐欺

【重要なお知らせ】メルカリ ご利用確認のお願い [メールコード M814]というメールはフィッシング詐欺です。

このメールは中国のサーバーから送信されており、米国のサーバーで運用されているメルカリの偽サイトへと誘導します。

この偽サイト自体にも、裏側には中国語のコメントが多数存在します。

くれぐれもアカウント情報や個人情報などを入力することがないようご注意ください。

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