企業動向

いい生活、現場のペーパーレス化を加速する「検針アプリ」を発表 – 強固なセキュリティ基盤で不動産DXを推進


株式会社いい生活は、不動産管理業務における検針作業を効率化する「検針アプリ」をリリースしました。本アプリは、手書きによる記録や二重入力を排除し、リアルタイムでのデータ同期を実現。さらに、構造的分離やゼロトラストアーキテクチャといった高度なセキュリティ対策を導入し、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進します。

いい生活、「検針アプリ」で不動産管理の効率化とセキュリティを両立

株式会社いい生活は、2026年9月14日、現地での水道料金などの数値取得業務、いわゆる検針業務をスマートフォンで完結できる「検針アプリ」を開発し、実際の不動産管理業務への導入・運用を開始したことを発表しました。これにより、特に西日本エリアでニーズの高い検針業務のデジタル化とペーパーレス化を強力に支援し、同社の主力サービスである「いい生活賃貸管理クラウド」とのリアルタイム連動を通じて、検針後の請求業務の効率化にも貢献するとしています。

いい生活 検針アプリ

アナログな検針業務にデジタル化の光

賃貸マンションや商業ビルなどの管理業務において、毎月の電気・水道メーター検針は、依然として現地の検針票への手書きメモや、管理システムへの二重入力といったアナログな運用が多く残されている領域です。特に西日本エリアの不動産管理市場では、管理会社自身が検針・請求業務を行うケースが多く、検針業務の効率化は管理システム選定において極めて重要な要素となっていました。人手不足が社会課題となる中、いい生活はこうした市場と顧客の強い要望に応えるため、本アプリを開発。管理会社の細かな現場運用に合わせた柔軟なカスタマイズを可能にすることで、現場業務へスムーズに導入できるアプリケーションとして正式リリースに至ったと説明しています。

「検針アプリ」の主要機能

「検針アプリ」は、主に以下の3つのポイントで検針業務の効率化と正確性向上を図ります。

  • 手書き・二重入力の排除
    現地でスマートフォンに入力されたデータは、クラウドの賃貸管理システムへリアルタイムで同期されます。これにより、紙の検針票へのメモと事務所でのPCへの再入力という手間が不要となります。

  • 入力ミスをその場で防止
    部屋ごとに前回の検針値を確認しながら入力できる機能が搭載されています。桁数の間違いや、異常に高い・低い数値を入力した場合にはその場でアラートが表示されるため、検針ミスによる請求のやり直しを防ぐことが可能です。

  • 写真撮影・記録のカスタマイズ
    メーターの写真を証拠として残したい、特定の共有ストレージに自動保存したいといった、不動産管理会社ごとの現場ルールに合わせたオプションを柔軟に組み込むことができます。

強固なセキュリティ対策でデータを保護

いい生活は、顧客データを保護するため、以下の3つの柱に基づいた構造的なセキュリティ対策を講じています。

  • 構造的分離
    同社のオフィス環境と、顧客データを管理するSaaS環境は「海を隔てた別の島」のように完全に分断されています。これにより、仮に社内PCがウイルスに感染した場合でも、SaaS環境への二次感染を構造的に遮断する仕組みが構築されています。

  • ゼロトラストアーキテクチャ
    「誰も信用しない」ことを前提としたゼロトラストアーキテクチャを採用し、社内からのアクセスに対しても空港の保安検査レベルで都度検証するモデルを取り入れています。多要素認証(MFA)を徹底し、常に厳格な本人確認を実施しているといいます。

  • クラウドネイティブ設計
    既存のソフトウェアを単にクラウド上に配置するのではなく、「最初からクラウドで動くことを前提」に設計・構築されたシステムを採用しています。リモートデスクトップ(遠隔操作)方式とは異なり、ブラウザやAPI通信による方式を一貫して採用しており、限定された指示データのみを通し、ウイルスの主要な感染経路となるドライブ共有などの仕組み自体が存在しないため、リスクを構造的に排除しています。

さらに、いい生活は情報セキュリティ規格であるISO/IEC 27001(ISMS)、クラウドセキュリティ規格であるISO/IEC 27017(ISMS-CLS)、ITサービスマネジメント規格であるISO/IEC 20000(ITSMS)の3つの国際認証を取得し、厳格な運用を継続しているとしています。同社は、顧客のビジネス継続性を最優先に考える戦略的パートナーとして、「止まらない不動産実務基盤」を提供し続ける方針です。

今後の展望と企業概要

いい生活は、今回の「検針アプリ」のリリースと導入実績を足がかりに、今後も日本各地の不動産会社の固有の課題やニーズに寄り添ったソリューションを提供していく考えです。不動産業界に特化したSaaSのリーディングカンパニーとして、あらゆるプロセスのデジタル化を推進し、「心地いいくらしが循環する社会のしくみづくり」に寄与することを目指しています。

いい生活 サービス全体像

株式会社いい生活 会社概要

  • 商号: 株式会社いい生活

  • 所在地: 東京都港区南麻布五丁目2番32号 興和広尾ビル3F

  • 設立: 2000年1月21日

  • 資本金: 628,411,540円(2026年3月末現在)

  • 事業内容: 不動産市場向けSaaSの開発・提供

ソース元

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