セキュリティの死角とデータ中心戦略への転換
近年、個人情報漏えい事故が多発しており、その多くは暗号化されていないログや休眠データ、鍵管理の不備といった「セキュリティの死角」で発生していると指摘されています。従来の先制的な境界防御に依存するだけでは、高度化するサイバー攻撃による侵入後の情報流出を防ぎきれないという認識が広まっています。このため、万が一侵入された場合でも実質的な被害を根本から防ぐ「データ中心のセキュリティ戦略」への転換が不可欠とされています。
「D.AMO KE-LNX」の主な機能拡張と特徴
同社が提供する「D.AMO KE-LNX」は、セキュリティの死角を排除し、データ保護を強化するための機能を備えています。
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すべてのログの暗号化による情報流出の根本遮断: 暗号化・復号の作業ログを含むすべてのログデータを暗号化します。これにより、データが外部に持ち出された場合でも平文での取得を防ぎ、実質的な被害を防止します。
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休眠データの暗号化によるセキュリティの死角の排除: 長期間放置された休眠データや過去の不要なデータも漏れなく暗号化し、攻撃者に狙われやすいセキュリティの死角を排除します。
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安全な復号履歴管理による事後監査・追跡対応: 復号履歴を安全に記録・保持することで、万が一の際の事後セキュリティ監査やログ追跡のための確実な根拠として活用できます。
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大規模ネットワークファイルシステム(NFS・Samba)対応と高パフォーマンス維持: 今回のアップデートで追加された機能です。NFSやSambaといった大規模なネットワークファイルシステム環境に対応し、暗号化に伴う負荷(オーバーヘッド)を最小限に抑えることで、非暗号化環境と同等の処理性能と高いシステム可用性を維持します。
今後の展望と量子時代への備え
ペンタセキュリティは、2004年に韓国で初めて暗号化技術を商用化して以来、約20年以上にわたり実績を重ねてきました。「D.AMO」は金融機関をはじめとする多様な業界で採用されており、グローバル市場への展開も加速しているとしています。
また、米国NIST標準の耐量子計算機暗号(PQC)および韓国の耐量子計算機暗号アルゴリズム(KPQC)にも対応しています。従来の暗号化体系と並行して運用できるハイブリッド構造を実現するなど、量子コンピューティング時代を見据えた次世代セキュリティの構築にも取り組んでいるとしています。
AI技術を悪用したサイバー攻撃が巧妙化し、完全に侵入を防ぐことが困難な現状において、アタックサーフェスを極力抑え、被害を最小化する戦略的転換が求められています。同社は今後も、攻撃対象となり得る死角をなくし、たとえデータが流出しても解読できない構造を提供することで、複雑化するITインフラ環境における企業のデータ統制権維持に貢献していく方針です。
D.AMO(ディアモ)とは
D.AMOは、韓国初のデータ暗号化プラットフォームです。OracleおよびMicrosoft SQL Serverを対象とするモジュール「D.AMO DP」をはじめ、多様なシステム環境およびあらゆるレイヤーに対して高度な暗号化対策の実装をサポートしています。データの暗号化、アクセス制御、ログ監査、鍵管理まで備えており、企業の重要な資産であるデータを保護します。また、改正個人情報保護法、PCI DSS、GDPRなどのコンプライアンス要件への準拠も支援します。
D.AMOの詳細については、以下のページをご覧ください。
ペンタセキュリティ株式会社とは
ペンタセキュリティは、韓国を代表する情報セキュリティ企業です。データ暗号化プラットフォーム「D.AMO」、クラウド型セキュリティプラットフォームサービス「Cloudbric」、認証セキュリティをはじめ、企業情報セキュリティのためのソリューションを提供しています。先進的かつ高度な暗号化技術・脅威検知技術によって日本・韓国・米国・欧州などで特許を取得しており、世界約171カ国でビジネスを展開しています。IoTセキュリティやブロックチェーンを活用したサービスの開発にも注力しているとしています。
ペンタセキュリティのウェブサイトは以下の通りです。
ソース元
ソース元: ペンタセキュリティ、ファイル暗号化ソリューション「D.AMO KE」 Linux版の機能拡張に関する発表
URL: ペンタセキュリティ株式会社 公式ウェブサイト
