ランサムウェア攻撃の常態化で「先制的」運用が求められる時代
現代のサイバー攻撃は高度化・多様化しており、特にランサムウェアによる侵害は「起きない前提」ではなく「起きる前提」で備える時代へと変化しています。従業員500名以上の大規模企業では、拠点やクラウド、SaaS、ネットワーク機器などIT環境が複雑化の一途をたどっています。このような環境下では、個々のセキュリティツールの検知情報を単独で追うだけでは全体像を把握しきれず、断片的な予兆を「攻撃の流れ」としてつなぎ合わせ、早期に封じ込める運用設計が不可欠です。事業継続と説明責任の観点から、自社環境の情報を基に攻撃者の次の一手を予測し、防御を先行させる「先制的サイバーセキュリティ」の考え方が重要性を増しています。
EDR中心の監視では見逃される兆候とは
多くの組織でEndpoint Detection and Response(EDR)が導入されつつありますが、端末の検知を起点とした監視設計には限界があるといいます。ネットワークや認証、クラウド、メールなど、端末以外の周辺イベントと攻撃の兆候を結び付けて全体的な「攻撃の流れ」として把握しにくい点が挙げられます。これにより、巧妙な「すり抜け攻撃」の予兆を見落とすリスクが残ると指摘されています。
また、アラートが増加するにつれて優先順位付けや一次調査に多大な工数が費やされ、夜間休日や海外拠点を含む24時間365日の継続監視が困難になることも課題です。結果として、脅威を検知しても次の一手が遅れやすくなり、「導入したものの十分に活用しきれない」「複数のセキュリティサービスが重複しコストが増大する」といった運用上の問題に直結するケースがあるとしています。
SIEMベースMDRで高精度な検知と迅速な対応を実現
本ウェビナーでは、EDR中心の端末検知だけに依存せず、Security Information and Event Management(SIEM)を核として、ネットワークなどを含む「環境全体」のログを相関分析する実践的なポイントを解説します。これにより、断片的な兆候を一つの攻撃の流れとして可視化することが可能になります。
SIEMベースで多様な情報を根拠とすることで検知精度を高め、判断を迅速化することで初動対応のスピードを向上させることが期待されます。ラピッドセブン・ジャパン株式会社のセキュリティオペレーションセンター(SOC)が24時間体制で監視・検知・対応を支援し、検知からインシデント対応までを一貫して行う「垣根のない運用」を現場で実践できる形に落とし込むとしています。
さらに、検知・対応の「前段階」として、エクスポージャー管理(Exposure Management)の考え方にも触れます。これは、IT環境全体に散在する脆弱性や設定不備などの「露出」を把握し、攻撃者に悪用されやすいリスクから優先順位を付けて低減していくことで、「どこを優先的に手当てすべきか」を明確にし、先回りの精度を高めるための実務的な要点が整理されます。
ウェビナー開催概要
マジセミ株式会社は、以下のウェビナーを開催します。
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タイトル: 『【500名以上の企業向け】EDR中心の端末検知だけでは見えない、すり抜け予兆をどう拾うか』
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開催日時: 2026年5月20日(水)15:00 – 16:00
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対象: エンドユーザー企業かつ従業員500名以上規模の企業
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主催: ラピッドセブン・ジャパン株式会社
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協力: 株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社
マジセミ株式会社は、今後も参加者の役に立つウェビナーを開催していくとしています。過去セミナーの公開資料や他の募集中セミナーは、以下のリンクから確認できます。
ソース元ページタイトル: 『【500名以上の企業向け】EDR中心の端末検知だけでは見えない、すり抜け予兆をどう拾うか』というテーマのウェビナーを開催
ソース元URL: https://majisemi.com/e/c/rapid7-20260520/M1D
