求人サイト「リジョブ」の開発環境(テストサーバー)へ不正アクセス、最大20万件以上の求職者個人情報が流出
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株式会社リジョブは4月19日、リジョブのネットワークが第三者による不正アクセスを受け、求人サイト「リジョブ」へ登録した求職者ユーザーの個人情報が外部に流出したことを確認した、と発表した。
この流出情報の中にクレジットカード番号等は含まれていない。
不正アクセスによる個人情報の流出について | 株式会社リジョブ
リジョブによると、テストサーバーに保存されていた情報が第三者による不正アクセスを受け外部流出したことが、2020年4月17日の調査により判明したという。
なお、現在リジョブのテストサーバーはシステムネットワークから切断および停止されており現在はアクセス不能とされている。
同社によると、流出した情報の詳細は以下の通り。
【対象サービス】
求人サイト「リジョブ」
【対象者様】
2015年12月5日以前に、求人サイト「リジョブ」に会員登録実績のある求職者ユーザー
【流出した情報】
2015年12月5日時点で登録されていた求職者ユーザー情報(最大206,991件)
-氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、パスワード
同社は警視庁サイバー犯罪対策課に報告し、犯人特定に必要な情報を提供している。
併せて管轄警察署への相談を進めるとともに、監督官庁および、個人情報保護委員会への報告・相談を行うとしている。
なお、再発防止策として
1.過去データがテストサーバ上に残存していないこと
2.リジョブで使用している全サーバについて、社外IPアドレスからssh等でのアクセスができなくなっていることを確認したこと
3.個人情報が保存されているシステムおよびサーバについては今後セキュリティ対策を更に強化する
と発表した。
リジョブはこの個人情報流出事案について2015年12月5日以前に会員登録実績のあるユーザー向けに相談窓口を設置している。
フリーダイヤル(無料) 0120-954-077
※受付時間 平日 10:00~18:00
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カテゴリ:セキュリティニュース
タグ:リジョブ,不正アクセス,個人情報流出,求人サイト