企業動向

ペイジェント、AI不正検知でEC加盟店を支援 Riskifiedと提携し高度化する脅威へ対抗


株式会社ペイジェントは、eコマースの不正検知をリードするRiskified Ltd.との業務提携を発表しました。この提携により、ペイジェントのEC加盟店は、高精度なAI不正検知サービスを利用できるようになります。生成AIなどで巧妙化する不正手口への対策を強化し、2025年4月から義務化されるEMV 3-Dセキュア導入に伴う「カゴ落ち」防止と売上拡大の両立を目指します。

ペイジェント、Riskifiedと業務提携しAI不正検知サービスを提供開始

株式会社ペイジェント(本社:東京都渋谷区)は、eコマースの不正検知およびリスクインテリジェンスの世界的リーダーであるRiskified Ltd.(本社:イスラエル)と業務提携し、ペイジェントのEC加盟店向けに高精度なAI不正検知サービスの提供を開始すると2026年2月27日に発表しました。本連携は、高度化する不正手口への防御と、真正なユーザーのスムーズな購買体験を両立させ、EC加盟店の収益向上に貢献するとしています。

クレジットカード不正利用の深刻化と対策の課題

日本国内におけるキャッシュレス決済の拡大に伴い、クレジットカードの不正利用被害は深刻な状況にあります。一般社団法人日本クレジット協会の調査データによると、2024年の被害額は2019年の約2倍となる約555.0億円に達しました。

近年では、オンライン決済において以下のようなリスクが顕在化しています。カードの有効性を探る「クレジットマスター」や転売目的の大量購入、AI技術を悪用したなりすましなど、手口は巧妙化の一途をたどっています。特に、生成AIやAIエージェントといった最新技術が悪用され、攻撃の効率化・自動化が加速しているため、従来のルールベースの対策では対応が困難になりつつあります。

また、2025年4月から義務化される「EMV 3-Dセキュア(3DS)」は、なりすまし抑止に効果がある一方で、追加認証による決済時の手間が、真正なユーザーの「カゴ落ち」(購入離脱)を招くリスクも指摘されています。事業者は、「不正を確実に防ぐ」セキュリティ強化と、「正規ユーザーをスムーズに通す」ユーザー体験・売上向上の両立という難しい課題に直面しています。

AI技術で不正対策と売上向上を両立

今回の提携により、ペイジェントのEC加盟店はRiskifiedのAIプラットフォームを活用することで、「不正抑止」と「承認率向上」の同時実現が可能となります。

  1. 進化するAI技術による高精度な検知
    Riskifiedの機械学習モデルは、グローバルな巨大取引ネットワークから学習し、真正なユーザーと不正なボット・なりすましを瞬時に識別します。生成AIなどを悪用した高度な攻撃パターンにも適応し、真正な取引を誤って拒否する「誤検知(False Positive)」を最小限に抑えるとしています。

  2. EMV 3-Dセキュア(3DS)運用の最適化
    3DSにおいて、リスクが低いと判断された取引には認証を省略することでカゴ落ちを防止します。一方で、リスクが高い取引のみに3DSによる追加認証を求めることで、セキュリティを担保しつつ、コンバージョン率(購入完了率)の最大化を支援します。

  3. 売上機会の最大化と運用負荷の削減
    過剰なセキュリティによる真正な顧客のブロックを防ぐことで、本来得られるはずだった売上(承認率)を向上させます。また、目視審査などのマニュアル作業を自動化し、EC加盟店の運用負荷を大幅に軽減するとしています。

RiskifiedがEC加盟店様へ提供する価値

今後の展望

ペイジェントとRiskifiedは、国内EC事業者が直面するセキュリティ課題を解決し、不正対策をコストから売上拡大のための投資へと転換させることで、事業の持続的な成長を支援するとしています。テクノロジーの力で「真正な購入者には最高の体験を、不正者には鉄壁の防御を」提供し、日本のキャッシュレス社会の健全な発展に貢献していく方針です。

株式会社ペイジェントについて

株式会社ペイジェントは、株式会社NTTデータが50%、三菱UFJニコス株式会社が50%を出資する決済サービス会社です。クレジットカード決済をはじめとした豊富な決済手段を一括導入できる決済サービスを提供しており、インターネットショッピングやデジタルコンテンツ、会費収納など、様々な個人向けサービスに加え、企業間取引の料金決済にも対応しています。

  • 名称:株式会社ペイジェント

  • 所在地:東京都渋谷区円山町19-1渋谷プライムプラザ

  • URL:https://www.paygent.co.jp/

Riskified Ltd.について

Riskified(NYSE:RSKD)は、不正リスクの管理を革新し、eコマースの成長を加速させる企業です。世界中の最大手ブランドやオンラインで販売する上場企業の多くが、チャージバックに対する保証や保護、大規模な不正利用やポリシー濫用との闘い、顧客維持の向上のため、Riskifiedに信頼を寄せています。同社のAIを活用した不正リスクインテリジェンスプラットフォームは、あらゆる取引や行動の背後にある個人を分析し、リアルタイムの判定と堅牢なアイデンティティベースのインサイトを提供します。


ソース元

株式会社ペイジェント プレスリリース「ペイジェント、Riskifiedと業務提携し、EC加盟店向けにAI不正検知サービスの提供を開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000005911.html

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press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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