企業動向

TikTok Japan、オンライン詐欺対策アライアンスJASAに参画 業界横断で対策強化へ


TikTok Japanが「日本オンライン詐欺対策アライアンス(JASA)」に支援パートナー(オブザーバー)として参加しました。巧妙化するオンライン詐欺に対し、通信、広告、金融、セキュリティ、行政機関が連携し、業界横断的な対策を推進することで、利用者の安全確保とオンライン環境の信頼性向上を目指します。

巧妙化するオンライン詐欺、業界横断の対策が急務

オンライン詐欺やなりすまし広告、SNS型投資・ロマンス詐欺といった脅威は、国境や個別のプラットフォームの境界を越えて利用者を脅かしています。こうした高度な脅威に対抗するためには、一社単独の防御ではなく、オンライン詐欺対策に関する議論や知見共有を横断的に行うことが重要であると同協会は指摘しています。

JASAは、通信、広告、金融、セキュリティ、そして行政機関が「ワンチーム」となって対策を推進する中立・非営利の協調プラットフォームとして機能します。

JASAの役割とTikTok Japanの貢献

TikTok Japanの支援パートナー(オブザーバー)としての参加により、日本国内におけるオンライン詐欺対策の取り組みの幅が広がることが期待されます。同社は、今後のオンライン詐欺対策に関する議論や知見共有に参加することで、以下の活動を強力に推進するとしています。

  • オンライン詐欺に関する脅威動向や課題認識の共有

  • 偽広告やなりすまし、不正誘導等に関する業界横断での知見交換

  • 利用者保護に向けた啓発活動やカンファレンス等での情報発信

TikTokのTrust & Safety部門で地域パートナーシップの責任者を務めるルーシー・チェスタートン氏は、「インターネット上の詐欺の手口がますます巧妙化する中、業界横断での連携はこれまで以上に重要になっている」と述べ、日本におけるより安全なオンライン環境づくりに向けた議論や知見共有に協力していく姿勢を示しました。

国際連携と今後の展望

JASAは今後、グローバルな詐欺対策データベースである「Global Signal Exchange(GSE)」や「Global Anti-Scam Alliance(GASA)」との実務連携を進めます。また、国内では「一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)」や「一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)」等との業界連携も強化する方針です。

同アライアンスは2026年8月26日(水)にグーグル合同会社渋谷オフィスで開催予定の「詐欺対策カンファレンス Japan 2026」において、キックオフセレモニーおよび初動成果の報告を行う予定です。TikTok Japanも支援パートナー企業(オブザーバー)として同カンファレンスにスピーカー参加すると発表されています。

一般社団法人トラスト&セーフティ協会について

JASAの設立準備を進める一般社団法人トラスト&セーフティ協会(JTSA)は、2025年1月に設立されました。デジタルプラットフォームやオンラインサービスにおけるユーザーの安全確保とオンライン環境の信頼性向上に取り組むことを目的としています。同協会は、デジタル社会の健全な発展に不可欠な「安心・安全」の基盤づくりに貢献していくとしており、オンライン環境における誹謗中傷や偽・誤情報、オンライン詐欺といった脅威に対し、ユーザー保護、リスクの検知や管理、ポリシーの策定と対策の実施等を通して、オンライン環境の信頼性と安全性を高めるための取り組みを行っています。

JTSAの金谷武明代表理事は、今回のTikTok Japanの参画について、「オンライン詐欺は、もはや一社・一業界だけで防ぎきれる脅威ではない」との認識を示し、関係者の知見をつなぎ、業界横断でオンライン詐欺対策の取り組みを進めていく考えを明らかにしました。

JTSA公式サイト:https://www.trustsafety.or.jp/
JASA公式サイト:https://jasa.trustsafety.or.jp/

ソース元:【日本オンライン詐欺対策アライアンス(JASA)】新たにTikTok Japanが支援パートナー企業(オブザーバー)として参加、業界横断のオンライン詐欺対策に協力(一般社団法人トラスト&セーフティ協会 プレスリリースより)

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