任天堂にパスワードリスト攻撃、16万件の個人情報流出(ニンテンドーネットワークID、ニンテンドーアカウント)
公開日: 最終更新日:
任天堂は24日、任天堂以外のサービスから不正に入手したIDとパスワードを用いたニンテンドーネットワークID(NNID)へのなりすましログインが発生したと発表した。
「ニンテンドーネットワークID」に対する不正ログイン発生のご報告と「ニンテンドーアカウント」を安全にご利用いただくためのお願い|サポート情報|Nintendo より
このニンテンドーネットワークID(NNID)を通してニンテンドーアカウントへ不正ログインしている事案も確認したという。
パスワードリスト攻撃(クレデンシャルスタッフィング攻撃・アカウントリスト攻撃)によるもの。
これを受けて任天堂は同日ニンテンドーネットワークID(NNID)を経由してニンテンドーアカウントにログインする機能を廃止した。
不正ログインされたとみられるアカウントについてはパスワードリセットを実行。
ユーザーは再設定を行う必要がある。
この際ニンテンドーネットワークID(NNID)とニンテンドーアカウントで同一のパスワードを使用すると、マイニンテンドーストアやニンテンドーeショップで登録済みのクレジットカードやPayPalを不正に利用されてしまう恐れがあるため異なるパスワードを設定するよう呼び掛けている。
任天堂によると流出した情報は以下の通り。
■不正ログインを受けた可能性のあるニンテンドーネットワークID(NNID)
約16万アカウント
■第三者に閲覧された可能性のある情報
NNIDに登録されている、ニックネーム、生年月日、国/地域、メールアドレス
また、ニンテンドーネットワークID(NNID)への不正ログイン経由でニンテンドーアカウント(二段階認証を設定しているものを除く)の以下の情報についても、第三者に閲覧された可能性がある。
ニンテンドーアカウントに登録している、氏名、生年月日、性別、国/地域、メールアドレス
なお、閲覧された可能性のある情報にクレジットカード情報は含まれていない。
関連記事
カテゴリ:サイバー攻撃,セキュリティニュース
タグ:ニンテンドーアカウント,ニンテンドーネットワークID,パスワードリスト攻撃,任天堂,個人情報流出