企業動向

アディクシィ、AI実装支援を強化 上場企業CTO経験者ら5名顧問に就任


AIインテグレーターのアディクシィ株式会社は2026年8月19日、上場企業CTO経験者2名やレバテック前社長を含む計5名の外部有識者を顧問に迎えたと発表しました。企業のAI活用における「実装の壁」を乗り越えるため、各分野の専門的知見を経営に取り入れ、支援体制のさらなる高度化を図るとしています。

AI実装の「壁」を乗り越えるため

生成AIの登場以降、多くの企業がAI活用の検討を進めていますが、実際に業務や既存システムへ統合し、成果を出す段階で停滞するケースが少なくありません。アディクシィは、この「実装の壁」を越えることを事業の中核に据え、大手企業への支援実績を積み重ねてきたと説明しています。

AIと業務・基幹システムとの統合、組織変革へと支援領域が広がる中で、同社は各分野の第一線で実績を持つ有識者から継続的な助言を得ることで、支援品質の向上と提供領域の拡大の双方を図ることを目指しているとのことです。

各分野の専門家が支援体制に参画

新たに顧問に就任したのは以下の5名です。それぞれの専門分野において、豊富な経験と実績を持つ人物が名を連ねています。

AI・自然言語処理分野

黒いスーツと白いシャツを着用したアジア人男性のポートレート。男性は少し微笑みながら左方向を見ており、白いシンプルな背景が特徴です。ビジネスシーンや公式なプロフィール写真に適しています。

武田 秀樹氏が特別顧問(AI・自然言語処理)に就任しました。同氏は株式会社FRONTEOの取締役CTOや、株式会社Footlightの代表取締役を務めています。IT・AI業界で20年以上の経験を持ち、自然言語処理と技術経営を専門としています。法律・知財分野へのAI活用に取り組み、東証上場リーガルテック企業でCTOおよび取締役を歴任。日本初・世界初のシステム開発を主導し、米国NASDAQ上場や売上高の成長に貢献しました。政府の「人工知能技術戦略会議」の構成員として、産業化ロードマップの策定にも参画しています。

AI・マネジメント分野

水色のシャツを着た東洋系の男性がカメラをまっすぐ見つめているポートレート写真です。ひげと口ひげがあり、黒い短髪が特徴的です。

尾藤 正人氏は顧問(AI・マネジメント)として加わりました。同氏はUUUM株式会社の執行役員CTOとしてIPOを技術面で牽引し、Repro株式会社の執行役員CTOを経て、現在は株式会社オープンロジの執行役員CTOとして物流プラットフォームの技術戦略を統括しています。IPA未踏ユースソフトウェアに採択されるなど、若くから才能を発揮しています。

AI・経営分野

濃い色のジャケットと白いTシャツを着用し、無精髭を生やしたアジア人男性のバストアップポートレート。グレーの背景を背に、カメラをまっすぐ見つめている。

顧問(AI・経営)には高橋 悠人氏が就任しました。同氏はレバレジーズ株式会社に新卒入社後、レバテックでキャリアをスタート。大阪、福岡、名古屋を含む国内4支店の立ち上げをリードしました。28歳でレバテックITソリューション事業部部長に就任し、フリーランスITエージェント「レバテックフリーランス」の戦略立案と経営管理を統括。30歳でレバテック株式会社の代表執行役社長に就任し、国内トップクラスのITキャリアプラットフォームへと成長を牽引しました。

AI・戦略分野

白い背景の前で、スーツを着た男性が笑顔でカメラを見ているポートレート写真です。ビジネスシーンや公式なプロフィール写真に適しています。

井上 翔介氏は顧問(AI・戦略)として参画します。同氏はマッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレーテッド・ジャパン東京オフィスでの勤務を経て、産業用ドローンのスタートアップである株式会社ACSLで事業変革や技術開発、東証マザーズ上場を牽引しました。その後、リーガルテックSaaSを提供するMNTSQ株式会社のCOOとして事業拡大をリードし、2025年4月に経営コンサルティング事業の株式会社PotentiaRISEを創業しています。

AI・セキュリティ分野

水色のシャツとグレーのセーターを着用した短髪のアジア人男性が、カメラに向かって穏やかに微笑んでいる上半身のポートレートです。

顧問(AI・セキュリティ)には山口 啓氏が就任しました。同氏は株式会社サイバーセキュリティ総研の代表取締役を務めています。ITベンチャー勤務後、セキュリティ事業会社の株式会社TTMを創業し、当時シリコンバレーのユニコーン企業であったSentinelOne社のEDR製品ディストリビューション事業を国内でいち早く立ち上げ、中小企業から上場企業まで約1,000社以上への導入を実現しました。その後、同社を丸紅グループへ売却。現在は株式会社サイバーセキュリティ総研でセキュリティ運用監視・サービス開発・人材育成を軸に事業を展開し、自社開発のセキュリティ運用監視AIエージェントは400社以上の導入実績を持つと説明しています。このAIエージェントは、国内のセキュリティ運用高度化を牽引する役割を担っています。

ADiXiの今後の展望

アディクシィ株式会社の代表取締役社長CEOである金沢 大輝氏は、今回の顧問就任について「AIの実装が止まる理由は、技術が足りないからではありません。既存システムとの接続、セキュリティの設計、実際に動かす人と組織——このどれか一つが欠けた瞬間に、優れたAIも使われないまま終わります」とコメントしています。同氏は、顧問として就任した5名がプロダクトやソリューションを自ら作り、組織を立ち上げ、事業として成立させてきた実務家である点を強調し、「経験に基づく知見をいただき、お客様のAI実装を検証で終わらず最後まで届けきる体制をつくってまいります」と述べています。

アディクシィは、今回の新体制により、企業のAI実装における多様な課題に対応し、より実践的な支援を提供していく方針です。

顧問の詳細情報については、アディクシィのウェブサイトで確認できます。

アディクシィ株式会社について

アディクシィ株式会社は2022年10月に設立され、資本金1億円、従業員数459名(2026年8月時点)を擁しています。AIインテグレーション事業を主軸とし、企業のAI導入から運用までを一貫して支援しています。


ソース元

AIインテグレーターのADiXi(アディクシィ)、上場企業CTO経験者2名・レバテック前社長ら計5名が顧問に就任

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