特権ID管理の重要性
ESS AdminONEは、コンピューターシステムへのあらゆる権限を有する特権IDを適切に管理することで、内外のセキュリティ脅威からシステムを守り、運用の安全と安定稼働を実現するソフトウェアです。近年、巧妙化するサイバー攻撃を背景に特権ID管理の重要性は高まり、2026年1月末時点で約300件のプロジェクトに採用されています。
V1.5の主要な強化点:強固なネットワーク制御
V1.5では、アクセス管理方式として従来の「パスワード管理方式」や「SAML認証制御方式」に加え、新たに「ネットワーク制御方式」が選択肢に加わりました。これにより、対象システムへのRDP/SSHなどの管理用プロトコルについて、許可されていない通信をブロックし、ポリシーや申請承認に基づいて許可された通信のみ利用できるよう制御する仕組みが実現されます。
ネットワーク制御の方式には、「ゲートウェイ構成」と「貸出ツール構成」の2種類が用意されています。貸出ツール構成は、エンドポイントにネットワーク制御エージェントであるOA Access Controlを導入することで実現します。ゲートウェイ構成がRDP/SSHなどに制御可能なプロトコルが限定されるのに対し、貸出ツール構成はTCPプロトコルを使用するさまざまなポートに柔軟に対応可能です。これにより、WindowsやLinux、RDBMSなどの汎用性の高いシステムに加え、特殊なポートを使用する個別システムに対しても適用が可能だとしています。
また、このネットワーク制御方式と従来のパスワード管理方式を併用することで、パスワード管理による認証制御とネットワークレベルのアクセス制御を組み合わせた、より強固なアクセス管理を実現するといいます。
その他の機能強化と新エディション
V1.5では、上記以外にもRed Hat Enterprise Linux 10、AlmaLinux 10、Rocky Linux 10、Oracle Linux 10など、新しい管理対象システムのバージョンに対応可能となりました。また、監査データのCSV出力機能の強化や使い勝手の向上など、各種改善・強化が実施されています。
新バージョンのリリースに合わせて、以下の新オプションおよび新エディションが販売開始されました。
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新オプション「ネットワークアクセス制御オプション」: OA Access Control機能を利用するためのオプションです。
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新エディション「ネットワークノードエディション」: 管理対象システムをネットワーク制御方式で管理する専用エディションです。
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新エディション「エンタープライズエディション プラス」: ESS AdminONEの最上位エディションに新オプションである「ネットワークアクセス制御オプション」をノード数分バンドルし、個別に購入するよりもお得なエディションとされています。
価格と提供形態
ESS AdminONE本体およびオプションの価格は、特権アクセスを管理する対象ノード数によって決まります。契約形態として、使用権を期限なく許諾する「永久ライセンス契約」と、使用権許諾を1年ごとに行う「年間ライセンス方式」が用意されています。
例えば、「ライトエディション(LE) 10ノード 年間ライセンス」は396,000円/年、「ネットワークノードエディション(NNE)50ノード 永久ライセンス」は4,400,000円、「エンタープライズエディションプラス(EEP) 120ノード 永久ライセンス」は10,600,000円といった価格が設定されています。
エンカレッジ・テクノロジについて
エンカレッジ・テクノロジは2002年に創業し、金融、公共、通信などの社会インフラを担う大規模システムの運用管理および運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール「ESS REC」は16年連続で市場シェア1位(※1)を獲得しており、同社のソフトウェアは累計約800社以上の企業に採用されています(2026年3月末時点)。
同社の本社は東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7Fに位置しています。
※1 出典:内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2025年度【サイバーセキュリティソリューション市場21版目】デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社及び同社における過去の調査結果 https://mic-r.co.jp/mr/03740/
ソース
エンカレッジ・テクノロジ、次世代型特権ID管理ソフトウェア 「ESS AdminONE」の最新バージョンV1.5を 2026年7月1日より販売開始
