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GMOサイバーセキュリティ byイエラエ執行役員 奥野史一氏、AI時代のサイバー地政学を解説する初の著書を出版


GMOサイバーセキュリティ byイエラエの執行役員である奥野史一氏が、AI・ロボット・サイバーが融合する未来におけるサイバー空間の地政学を解説する初の著書を出版します。国家・企業・個人が直面する「見えない戦場」の現在地と未来予測、そして取るべき戦略を提示する一冊です。

サイバー攻撃の高度化と地政学リスクの増大

近年、サイバー攻撃は情報漏えいや金銭被害に留まらず、国家安全保障、企業経営、社会インフラを脅かす重要な地政学リスクとなっています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2026年1月に公表した「情報セキュリティ10大脅威2026」では、「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めて組織向けランキングの3位に選出されました。

世界各地では、国家支援グループがAIエージェントを用いて複数組織への同時侵入を試みた事例や、政府機関の大規模情報流出疑惑など、AIを悪用した高度なサイバー攻撃が顕在化しています。サイバー攻撃は今や、社会機能を停止させ、政府や企業の意思決定を歪め、統治能力を奪う戦略的な手段へと変貌を遂げています。AIとロボットの台頭は、「見えない戦場」のルールを根本から変えつつあると指摘されています。

著書が提示する「Three-ZERO」とAI時代の防衛戦略

本書では、企業を狙った大規模ランサムウェア攻撃の事例を基に、これからのサイバーリスクの本質を解説しています。また、「社会を止めない」「人を傷つけない」ことを目的とした独自フレームワーク「Three-ZERO(ゼロ停止・ゼロ対応・ゼロ犠牲者)」を提唱し、AI時代の防衛戦略を示します。

20世紀の地政学が地形や資源といった「動かせない条件」を中心に展開されたのに対し、21世紀の地政学では海底ケーブル、クラウド、半導体、AIなどが国家や企業の競争力を左右すると述べられています。本書は、技術にどこまで判断を委ね、どこに人間の意思を残すのかという問いに対し、経営者、政策立案者、技術者、そして一人ひとりが備えるべき戦略を提示しています。

また、「Three-ZERO」や「MAN(相互確証無効化)」といった独自のフレームワークを軸に、防御の目的を「侵入されないこと」から「社会を止めず、人を傷つけないこと」へと転換するロードマップを示しています。

さらに、米国防高等研究計画局(DARPA)の「AI Cyber Challenge(AIxCC)」などの最新研究や実証事例を踏まえ、AIによる脆弱性発見、攻撃コード生成、自律的な防御など、2025年から2035年にかけての変化を予測し、AIガバナンスの問題にも深く踏み込んでいます。

著者コメントとプロフィール

奥野史一氏は本書について、「恐怖を伝えるのではなく、現実を直視した上で、『私たちは、これからどのように生き抜くのか』『どのような未来を次の世代へ残すのか』という生存戦略を伝えたかった」とコメントしています。同氏は、その道筋を「Three-ZERO」のロードマップ、そして攻撃する動機そのものを無効化する「MAN(相互確証無効化)」として示したと述べています。

奥野史一氏

奥野史一氏は慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程を修了。2016年には日本人初の米国政府機関向けサイバーインテリジェンス認定資格「CASO」を取得しました。世界的なセキュリティカンファレンス「DEF CON」や、NATOサイバー防衛協力センター(CCDCOE)主催の多国間サイバー防衛演習「Locked Shields」への参加経験を持ちます。2024年度および2025年度には総務省サイバーセキュリティエキスパートを務めました。現在、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の執行役員のほか、GMOインターネットグループ株式会社のグループ サイバー防衛事業推進本部「6」本部長補佐、GMO Preferred Security株式会社取締役、GMOナショナルセキュリティ株式会社取締役など、多岐にわたり活躍しています。

書籍概要

  • タイトル:『2025-2035 サイバー空間の地政学──「見えない戦場」の現在地と未来予測』

  • 著者:奥野史一

  • 発行:日本実業出版社

  • 発売日:2026年7月17日

  • 仕様:四六判並製/320ページ

  • 定価:2,200円(税込)

  • ISBN:978-4-534-06284-0

  • 販売:全国の書店および主要オンライン書店

  • Amazon商品ページ:https://amzn.asia/d/03dNVbHY

GMOサイバーセキュリティ byイエラエについて

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(本社:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー)は、国内最大規模のホワイトハッカーで組織されたサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーです。「人を助ける信念を守るチカラに変えていく」という理念のもと、最先端の技術と実践的な教育を通じて日本のサイバーセキュリティ強化に貢献しています。同社は「世界一のホワイトハッカーの技術力を身近に」を目指し、各種脆弱性診断、ペネトレーションテスト、セキュリティコンサルタント、SOCサービス、フォレンジック調査まで、包括的なサイバーセキュリティ対策サービスを提供しています。


ソース元

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ 執行役員 奥野史一、AI時代のサイバー地政学を解説する初著書を出版
https://group.gmo/news/article/10077/

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