マルウェアEmotet(エモテット)の感染被害なおも広がる、HIS、オリオンツアー、旬刊旅行新聞など旅行業界


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旅行業界にマルウェアEmotet(エモテット)の感染被害が広がっている。

2022年3月11日には旅行会社大手のHISが、社用パソコンがEmotet(エモテット)に感染した疑いがあると発表。

同社は当該パソコンをネットワークから切断し外部からのアクセス制限を行う措置を取った。

弊社を装った不審メールに関するご注意のお知らせ | HIS より引用

2022年3月16日には同じく旅行業大手の株式会社オリオンツアーが社用パソコンがEmotet(エモテット)と想定されるウイルスに感染した疑いがあると発表。

メール送信者に記載された名前が既知の同社従業員名であっても、不審なメールを受信した場合には添付ファイルやメール本文にあるURLは開かずに、メールを削除して欲しいと注意を呼び掛けた。なお、同社から送信されるメールのドメインは @orion-tour.co.jp となっているため、これも確認して欲しいとしている。

Orion | 弊社を装った不審メールに関するご注意のお知らせ より引用

さらに同日、旬刊旅行新聞を発行する株式会社旅行新聞新社が社用パソコン1台がマルウェアEmotet(エモテット)に感染し、同社社員を名乗った不審メールが社外に送信されたと発表。

同社からのメールは、「***@ryoko-net.co.jp」のメールアドレスを使用しており、メールを受信した際には送信元のメールアドレスを確認して欲しいと注意を呼び掛けた。

弊社社員になりすました不審メールに関する注意喚起について(ご案内)旬刊旅行新聞 株式会社旅行新聞新社 より引用

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