雇用調整助成金のオンライン申請、再開から2時間半で再停止、個人情報再び流出
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5日正午より再開した雇用調整助成金のオンライン申請システムについて、厚生労働省は不具合が発生したとして同日15時までに再度運用を停止した。
雇用調整助成金のオンライン申請システムは、5月20日に受付を開始したが、同日中に個人情報流出のトラブルが発生し、運用を停止していた。
雇用調整助成金のオンライン申請で個人情報流出のトラブル、受付停止に
その後6月2日に、原因の特定・改修を行い最終テスト中であり6月5日から再運用を開始するというリリースがあったばかり。
5日に発生したトラブルも「他社情報が見られる」というトラブルで5月20日と同種のもの。
少なくとも1社の申請情報を3社が閲覧できたとしており、再び申請者の個人情報が流出した可能性がある。
なお、復旧のめどはたっていない。
このシステムについては5月1日に富士通が1億円の随意契約で受注していることを厚生労働省が公表しており、日本経済新聞は富士通が3社に業務委託していると報じている。
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カテゴリ:セキュリティニュース
タグ:オンライン申請,個人情報流出,雇用調整助成金