ECプラットフォーム「CS-Cart」と不正検知「O-PLUX」が連携、クレジットカード不正対策を強化
ECプラットフォーム「CS-Cart」と不正検知サービス「O-PLUX」の連携により、EC事業者はシステム開発不要でクレジットカード不正利用対策を導入できるようになりました。巧妙化する不正手口への対応が急務となる中、この連携はEC取引の安全性を高めるとしています。
背景に高まるクレジットカード不正利用被害
一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、2024年のクレジットカード不正利用被害額は約555億円に達し、過去最高を記録しました。手口が年々巧妙化していることから、EC事業者にとって強固なセキュリティ対策は喫緊の課題となっています。
Caccoはこれまでも「EC CUBE」や「ecbeing」といった複数のECプラットフォームと「O-PLUX」の連携を進めてきました。今回、世界で約5万件以上の採用実績を持つ「CS-Cart」との連携が実現したことで、より多くのEC事業者がリスクを最小限に抑えつつ、安全な取引環境を構築できるよう支援するとしています。
不正対策は売上最大化の経営戦略に
不正対策は単なる被害防止にとどまらず、売上を最大化するための重要な経営戦略となりつつあります。主な理由として、以下の2点が挙げられます。
- 「決済承認率」の低下防止: 不正利用が多いサイトは、カード会社からリスクが高いと判断され、正当な取引であっても決済が通りにくくなる「決済承認率」の低下を招く恐れがあります。
- 機会損失の防止と信頼の確保: 不正対策を徹底することで、チャージバック(クレジットカード会社による売上請求の取り消し)のリスクを抑制し、本来得られるべき売上を確実に確保するとともに、消費者からの信頼を維持することが可能です。
今回の連携により、「CS-Cart」利用者はこれらの対策を容易かつ効果的に実施できるとしています。
導入費用と対応バージョン
「O-PLUX」および専用アドオンの導入費用は以下の通りです。
「CS-Cart」の対応バージョンは、CS-Cart スタンダード版 v.4.18.3-jp-1です。
不正検知サービス「O-PLUX」の概要
「O-PLUX」は、ECで発生する不正ログインや不正注文をリアルタイムで検知するクラウドサービスです。個人情報漏洩、クレジットカード不正利用、悪質転売などの被害防止に加え、審査業務の自動化を実現します。不正ログイン対策ではIPアドレス分析や端末同一性判定、Bot判別などを組み合わせ、高精度な検知を可能にしています。
不正注文対策においては、国内導入実績No.1とされる共有ネガティブデータをはじめ、住所・電話番号・メールアドレスのチェック、特許取得の名寄せ技術などを活用し、高精度な審査を実現しています。
サービス特徴
- 国内導入実績No.1: 多数のECサイトに導入され、豊富な実績を持っています。
- 高精度な不正検知: 多種多様な共有ネガティブデータ、特許取得の名寄せ技術、ローカライズされた審査ロジックにより、高い検知精度を実現しています。
- 迅速な対応力: 専任コンサルタントとAI(機械学習×ルールベース)の組み合わせで、新たな不正手口にも柔軟に対応します。
- 簡単な導入: 多様なECシステムとの標準連携や、システム開発不要のCSVアップロードによる運用も選択可能です。
- 月額3万円から利用可能: 低コストでの導入が可能で、トライアルでの効果検証や運用チェックを事前に実施できます。
Caccoは今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ね、安心・安全なオンライン取引およびネット通販環境の構築に貢献するとしています。
各社概要
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株式会社あんどぷらす: ECサイト構築を強みとするWeb制作会社で、国内初の日本語版CS-Cart開発パートナーに認定されています。
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株式会社メクマ: 世界約5万件以上の実績を持つECプラットフォーム「CS-Cart」を提供しており、スタンダード版とECモール&マーケットプレイス版の2製品を展開しています。
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かっこ株式会社: 「未来のゲームチェンジャーの『まずやってみよう』をカタチに」を掲げ、セキュリティ・ペイメント・データサイエンス技術で企業の課題解決を支援しています。国内導入実績No.1の不正検知サービス「O-PLUX」を中核に事業を展開しています。
出典元: かっこ株式会社の発表 (https://frauddetection.cacco.co.jp/o-plux/support/partners/)
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カテゴリ:企業動向
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