サイバー犯罪、決済からID悪用へ焦点か KELAが対策セミナー開催
KELA株式会社は2026年2月18日、サイバー犯罪の標的がクレジットカード決済情報から顧客IDへと移行する現状に対応するため、ハイブリッド形式のセミナーを開催すると発表しました。本セミナーでは、ダークウェブの実態を解明し、インテリジェンスを活用した新たな防御策を提示します。
サイバー犯罪の標的が変化、ID悪用へ
これまでのサイバー犯罪は、主にクレジットカード情報の窃取を狙うものでした。しかし現在、攻撃者の主戦場は顧客IDや会員アカウントの奪取へと移っています。一度盗まれたIDはダークウェブで売買され、なりすましによる不正購入やポイント不正利用、さらには企業の信頼を揺るがすブランド悪用へと連鎖する傾向にあるといいます。
同社は、従来のセキュリティ対策では見えなかった「攻撃の予兆」をダークウェブから特定する手法を解説するとしています。金融・カード業界だけでなく、EC、交通、宿泊など、顧客接点を持つすべての事業者が今取り組むべき、インテリジェンス主導の対策を提示する方針です。
専門家がダークウェブの実態と防御策を解説
セミナーでは、基調講演に決済セキュリティの権威である丸山秀幸氏(元Mastercard、元クレジット取引セキュリティ対策協議会委員)を招き、多業種に広がるサイバー犯罪の現状と企業の防衛ラインについて提言が行われます。
また、KELA株式会社の顧問を務める高橋守氏(元警察庁・元大手金融機関情報セキュリティ担当)は、「ダークネット・インテリジェンスが暴く、攻撃のシナリオ」と題し、実際の攻撃者がどのようにダークウェブで情報を収集し、標的を絞り込むのかを解説する予定です。従来の受動的な対策を補完する、インテリジェンスによる「事前検知」の有効性を事例とともに紹介するといいます。
さらに、同社の川崎真氏は「自社情報の流出をどう見つけるか?脅威インテリジェンスの最前線」として、KELAのプラットフォームを用いたライブデモを実施します。これにより、自社の顧客情報が「いつ、どこで売られているのか」を可視化するプロセスと対策方法が具体的に示される見込みです。
開催概要
本セミナーは、以下の要領で開催されます。
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開催日時: 2026年2月18日(水) 15:00-16:50
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場所: 現地参加はJPタワー 14階会議室(14階TEC L14A会議室)、リモート参加はZoom Webinar
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定員: 現地参加20名、リモート参加60名
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参加費: 無料
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対象: クレジットカード事業者・決済サービス提供者、EC・旅行・航空・交通など大規模な会員基盤を持つ企業のセキュリティ担当者、ブランドイメージの保護やフィッシング対策を検討している広報・CS担当者、CSIRT・SOC・セキュリティ戦略の策定に携わる責任者など
お申込みは以下のURLから可能です。
KELA株式会社とは
KELA株式会社は、サイバー脅威インテリジェンスを提供する企業です。2009年に設立され、サイバー犯罪のアンダーグラウンドから出現する脅威に関して、100%リアルで実用的なインテリジェンスを提供し、サイバー攻撃の防止と無力化をサポートすることを使命としています。独自の自動化テクノロジーと資格を持つインテリジェンス専門家を擁し、世界中で信頼を得ているといいます。日本法人は2019年に設立されました。
KELA株式会社に関する詳細は、公式サイトをご覧ください。
ソース元:
KELA株式会社 公式サイト
https://www.kelacyber.com/ja/
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カテゴリ:企業動向
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