マクニカ、製造業向けデータプラットフォーム市場で首位獲得か 「DSF Cyclone」が市場を牽引
見出し
製造現場の課題解決へ データプラットフォームの需要高まる
日本の工場は、労働人口の減少という社会課題に直面しており、生産現場における生産性向上は喫緊の事業課題とされています。今後、多品種小ロット化や製造ライフサイクルの短期化がさらに進むことが予測されており、製造現場の煩雑性は増す傾向にあると見られています。このような状況下で、製造業では現場に負担をかけることなく実績データを収集し、生産に携わる各部門がデータを活用して業務改善を図ることが求められています。このため、データプラットフォームを活用する企業が増加しています。
「DSF Cyclone」が実現する生産現場のデジタルトランスフォーメーション
マクニカが提供する「DSF Cyclone」は、生産現場におけるデータの収集、正規化、活用を一気通貫で実現し、現場のデジタル化を推進するソリューションです。
同ソリューションは、製造現場が抱える多様な課題に対し、現場の実績データと生産計画を構造化・可視化することで、迅速かつ高精度な意思決定を可能にします。これにより、従来の経験則に依存した現場運営から、データに基づいた改善活動へのシフトを実現し、現場力の強化に貢献するといいます。
導入においては、まずパイロットラインで小規模に開始し、効果を検証した上で全社的な展開へとスムーズに拡張できるため、投資対効果を見極めながら組織全体の生産性向上を図ることが可能です。さらに、異なる設備や製品を跨いだデータ標準化をワンパッケージで実現し、複数ラインや製品を統合して全体最適化を支援する機能も備わっています。
市場シェア23.6%で首位獲得
株式会社富士キメラ総研の調査結果によると、マクニカは「製造業向けデータプラットフォーム市場(パッケージ)」の市場占有率ランキングにおいて、ベンダーシェア23.6%(2024年度実績)を獲得し、第1位となりました。
同社は「DSF Cyclone」を、自動車部品、農機械、素材・材料、電子機器、電子部品、食品、製薬など、幅広い業種で活用してもらい、課題解決と競争力強化を支援していると説明しています。今後もより多くの企業に「DSF Cyclone」を提供し、工場のデジタルトランスフォーメーションの実現に尽力する方針です。
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱うサービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域91拠点で事業を展開し、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
製品詳細および問い合わせ先
製品の詳細はこちらをご覧ください。
DSF Cyclone 製品ページ
製品に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。
株式会社マクニカ DSF Cycloneサービス担当窓口
TEL:045-470-9118
E-mail:cyclone_sales@macnica.co.jp
マクニカの企業情報については下記をご覧ください。
株式会社マクニカ
ソース元
-
ページタイトル: マクニカ、製造業向けデータプラットフォーム市場(パッケージ)でシェア第1位を獲得
-
URL: https://www.macnica.co.jp/business/ai_iot/news/2025/144675/
関連記事
カテゴリ:企業動向
タグ:

アルケア従業員がフィッシング被害 医療機関など約600件の情報流出か
慶應SFCメールシステムに不正アクセス 全アカウントのパスワード強制リセット