企業動向

中堅・中小企業向けSASE導入の現実解を提案、マジセミがウェビナー開催

SASE導入、中堅・中小企業にも波及も課題山積か

近年、クラウド活用とリモートワークの普及により、ゼロトラストを基盤とするSASE（Secure Access Service Edge）への関心は高まる一方だ。これまで大企業を中心に導入が進んできたが、セキュリティ強化と運用効率化を両立させたい中堅・中小企業においても、SASE導入の動きが加速しているという。

しかし、限られた人員やコストの制約がある中、複雑な構成や高価格なSASEをそのまま導入することは現実的ではない。現場からは、中堅・中小企業の実情に即した「等身大のSASE」が求められている。

高機能SASE、現場運用との乖離が顕著に

既存のSASEソリューションは高機能であるものの、ライセンス費用や構成の複雑さが導入の障壁となっていると指摘される。特に中堅・中小企業では、既存のVPNを当面併用せざるを得ないケースが多く見受けられるという。また、拠点間やシステム間通信といった現実的な運用要件に対応しきれないSASEも少なくない。

一方で、中堅・中小企業では「シャドーIT」のリスクが高く、速やかな対応が求められる状況にある。結果として、「理想的なセキュリティ構想」と「現場で実現可能な仕組み」との間に大きなギャップが生じている現状がある。

既存VPN共存とシャドーIT対応、現実的なSASEアプローチを解説

本ウェビナーでは、既存のVPN網や共用アカウント運用を維持しながら、段階的にゼロトラスト化を進める現実的なSASEアプローチを解説する予定だ。また、中堅・中小企業に必要な機能に絞り込み、コストを抑えつつセキュリティ水準を高める「KAMOME SASE」が紹介される。

さらに、拠点間・システム間通信への対応など、柔軟な構成例が提示される見込みだ。理想論ではなく、現場が今日から取り組めるSASE運用を具体的に示す内容としており、中堅・中小企業のIT担当者にとって実践的な情報提供が期待される。

本ウェビナーは、かもめエンジニアリング株式会社が主催し、株式会社オープンソース活用研究所およびマジセミ株式会社が協力する。

マジセミでは、過去のセミナー公開資料や他の募集中のセミナーを以下のページで閲覧できる。

ソース元： 『既存のSASEの課題』というテーマのウェビナーを開催 https://majisemi.com?el=M1D

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