WordPressプラグイン脆弱性通知サービス「WPセキュリティ」β版が開始、パーソナライズされた情報でセキュリティ管理を効率化
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サービス開始の背景
WordPressは豊富なプラグインにより機能拡張が可能である一方で、新しい脆弱性情報が日々公開されています。これまで「WPセキュリティ」では、重大性の高い脆弱性を中心にメールマガジンで情報提供を行ってきました。しかし、従来のメールマガジンでは、関係のない情報に埋もれて必要な脆弱性を見落とすリスクや、通知が多すぎて毎日の確認作業に負担がかかるという課題がありました。これらの課題を解決するため、必要なプラグイン情報だけを届けるパーソナライズ型通知サービスが開発されました。
サービスの特長
本サービスは、利用者が登録したプラグインに関する情報のみを、1日1回まとめてメールで通知します。これにより、情報のノイズを最小限に抑え、効率的かつ確実なセキュリティ管理を実現します。
必要な情報だけをお届け
登録したプラグインに限定して最新の脆弱性情報が配信されます。これにより、セキュリティ管理を効率的かつシンプルに行うことが可能です。
1日1回まとめて通知
対象プラグインに新しい脆弱性があった場合のみ、1日1回メールでまとめてお知らせが届きます。毎日の確認作業の負担軽減に貢献します。
簡単で直感的な登録
通知を受け取りたいプラグインは検索して選ぶだけで登録できます。β版では最大10件まで登録可能です。今後は上限を拡張した有料プランも検討されているとのことです。
Webで詳細情報を確認可能
専門サイト「WPセキュリティ」に掲載される脆弱性情報が元となり、メール内のURLから詳細や対応方法を確認できます。
β版は無料で利用可能
本サービスは現在β版として提供されており、利用者は費用負担なくサービスを利用できます。
ご利用方法
- サイトの登録ページでメールアドレスを入力し、アカウントを作成します。
- 通知を受け取りたいプラグイン名を検索して選択し、最大10件まで登録します。
- 登録したプラグインに関する脆弱性情報が公開された場合に、1日1回まとめてメールで通知されます。
今後の展望
β版のリリースにより、ユーザーの関心度や求める通知内容が検証されます。利用状況やフィードバックを踏まえ、対象プラグイン数の拡大や通知方法の改善、有料プランの導入など、さらなる機能強化が計画されています。また、脆弱性情報の提供範囲をWordPressのテーマやコアファイルにも広げることも検討されているとのことです。
サービス詳細・登録方法
本サービスの詳細および登録方法については、以下のサービス紹介ページをご覧ください。
ICT株式会社について
ICT株式会社は、中小企業のDXを支える「実行力あるパートナー」として、AI・クラウド・セキュリティ等の先端技術を活用したITソリューションを提供しています。顧客と同じ目線で課題に向き合い、要件定義から運用まで一貫して支援する伴走スタイルが特長です。ISMS認証取得済みの安全な運用体制のもと、東京・大阪・兵庫を中心に、実際の業務改善と長期的な成長にコミットするITサービスを提供しています。
会社概要
社名 : ICT株式会社
所在地 : 兵庫県姫路市東雲町5-6-2 電交社ビル2階
代表取締役: 宇治 貴博
事業内容 : クラウド技術を基盤としたITソリューションによる、企業のDX推進サポート
設立 : 2005年4月6日
HP : http://www.ictinc.co.jp/
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